フィンランドのサンナ・マリン首相をめぐる動画が、物議を醸している。
友人らとパーティーに興じる姿を捉えた動画がSNS上に流出。動画では、マリン氏が音楽に合わせて友人らと歌ったり、ダンスをしたりしている。
これに対し、フィンランドの野党などから批判の声が上がり、一部からは自主的に薬物検査を受けるよう求める声も上がった。
BBCによると、マリン氏は記者団に対し、「薬物は使用していない」「検査を受けることに問題はない」と語り、こうも述べたという。
「私には家庭もあるし、仕事もあるし、友人と過ごす時間もあります。同年代の人たちとほとんど同じです」
「私は今までと全く同じ人間でいるつもりですし、それが受け入れられることを望んでいます」
マリン氏は8月19日、薬物検査を受け、1週間ほどで結果が出る予定だと語っている。Twitterでは、「ダンスはクールだし、もっと踊るべき」「なぜみんなマリン首相のパーティに執着しているの?」などとマリン氏をサポートする声が上がっている。
マリン氏は2019年12月、当時歴代最年少の34歳で首相に選出。2021年11月には、新型コロナウイルス陽性者と接触した後にクラブで過ごしていたとゴシップ紙に掲載され、後に謝罪している。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
マリン首相、パーティ動画が流出 ⇒ 「同年代の人たちとほとんど同じ」と反論