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iPhone 14に起こる「Apple史上初」の激変5つ

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Appleはあと数週間のうちに、「iPhone 14」シリーズを発表する見込みです。このシリーズで実現されると噂されているApple史上初の変化について、テック系メディア「MacRumors」が解説しています。


*Category:テクノロジー Technology|*Source:MacRumors,Apple

iPhone 14は冷却システム・カメラなどが大進化


iPhone 14シリーズの噂は年明け早々から大量に出回っています。

【1】冷却システム


「iPhone 14」は、より大きなバッテリーを搭載し、CPUの処理能力も向上するはずです。そのため、通常の作業をしていても、本体温度を維持することが難しくなっています。

著名アナリストのミンチー・クオ氏によると、iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxは、この問題を回避するために「ベーパーチャンバーサーマルシステム」が搭載される可能性があると述べています。

このシステムは、集中的な作業時にデバイスの温度をコントロールすることに役立ち、すでにサムスン、Razer、LGといった企業のスマートフォンに採用されています。

クオ氏は、2021年初頭に再設計されたMacBook Proに関するレポートの中でこの可能性について述べていますが、Appleが実際に計画を変更したかどうかは全く不明です。

なお、iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxは、パフォーマンスとバッテリーの改善を誇る「A16 Bionicチップ」を搭載していると噂されています。

【2】リアカメラの強化


「MacRumors」によると、iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxのメインカメラは、iPhone 13 Pro Maxと比較して57%も大きいセンサーが搭載されるといわれています。

また、センサーの大きさは1/1.3インチで、iPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxのワイドカメラの1/1.65インチよりも57%も面積が大きくなるようです。

センサーが大きくなることで、写真の細部がより鮮明になり、暗所でもより明るく撮影できるようになります。クオ氏は、この進化によってスマートフォンの撮影体験を新しいレベルに引き上げると述べています。

ただ、この変化はiPhone 14 Proのカメラシステムの大きな変更点の1つにしか過ぎません。Appleは、ワイドカメラレンズのメガピクセルを、現在のハイエンドiPhoneの12MPから48MPに増加させる予定です。

【3】フロントカメラの大幅進化


通常、新しいiPhoneが発売されると、リアカメラに注目が集まりますが、iPhone 14はフロントカメラも大幅に進化するようです。

iPhone 14シリーズのフロントカメラは、オートフォーカスに対応します。また、現行のiPhone 13のƒ/2.2のレンズと比較して、より明るいƒ/1.9を搭載し、ハイエンドカメラシステムになるといわれています。この進化によって、iPhone 14のフロントカメラは、より高品質になり、暗所での撮影能力も向上するでしょう。

そして、オートフォーカスはポートレート写真にも有効で、被写体のボケ味やディテールがより鮮明になります。

【4】物理SIMカードの廃止


2016年、AppleはiPhoneからイヤホンジャックを取り除いたのは有名な話です。2017年、AppleはフラッグシップモデルであるiPhoneから物理的なホームボタンを撤去しました。そして2022年、次はSIMカードトレイが撤去される可能性があります。

「MacRumors」が入手した情報によると、Appleは少なくとも今年後半、おそらく9月のiPhone 14発売後に、アメリカの一部のキャリアのiPhoneで物理SIMカードを段階的に非対応にしていく計画のようです。

そのため、いくつかのキャリアのiPhone 14シリーズには、SIMカードトレイが備えられていない可能性があります。

これは、Appleがここ数年で推進している「eSIM」に移行したいという気持ちの表れです。ただ、以前の噂ではeSIMへの完全移行は、iPhone 15からといわれていました。そのため、正確なタイミングは不明です。

【5】2TBストレージモデルの登場


Appleは昨年、iPhone 13 Proモデルで新しい1TBストレージオプションを導入し、ユーザーの写真、ビデオ、アプリをより多く保存できるようにしました。

そして、iPhone 14 Pro Maxは、さらに大きな2TBに対応する可能性があります。もしそれが本当なら、iPhoneで提供されるストレージとしては史上最大となります。

iPhoneは、より高品質な写真・動画の撮影ができるようになるため、より大きなストレージを搭載する必要があります。参考までに、60FPSの4Kビデオを60秒間撮影すると、約440MBのストレージが必要になります。

写真家や撮影監督にとって、より大きなストレージは、容量の制約を受けることなく、自由に動画撮影などを行うことを可能にします。ちなみに、1TBのiPhone 13 Pro Maxの価格は234,800円ですが、2TBのモデルはより高額になるはずです。



オリジナルサイトで読む : AppBank
iPhone 14に起こる「Apple史上初」の激変5つ

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