宮崎駿監督の名作『天空の城ラピュタ』が、8月12日午後9時から「金曜ロードショー」(日テレ系)で放送される。1986年の公開から36年を経ても、今なお多くの人に愛される『ラピュタ』だが、実は、作品の発案時には別のタイトルが考えられていた。
「金曜ロードショー」の公式Twitterはこれまで、ラピュタに関するさまざまな裏話や豆知識を紹介。
2017年9月には、発案時の仮タイトルが『少年パズー・飛行石の謎』だったと明かしていた。
さらに、「パズー」という名前は宮崎監督が学生時代に考えた「船乗り」の名前で、「シータ」は数学で習った記号から思い付いたという。
「きっとぼくがラピュタを見つけてみせる」
『天空の城ラピュタ』の発案時の仮タイトルは『少年パズー・飛行石の謎』だったそうです!『空中城の虜』『空とぶ宝島』『飛行帝国』というサブタイトルも検討されたとのこと。“パズー”は、宮崎監督が学生時代に考えた船乗りの名前で、☞続く pic.twitter.com/buuHCSBaSB— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) September 29, 2017
☞続き ヒロインの“シータ”は、数学で習った『シータ』という記号から思い付いたのだそう。大学時代に書いた人形劇のヒロインの名前にも使われているそうですよ😳💜 #シータ#パズー#ラピュタ#好きなシーンランキングpic.twitter.com/tbJhaIYZHR
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) September 29, 2017
『沙漠の魔王』から「飛行石」の着想を得た
また、スタジオジブリプロデューサーの鈴木敏夫さんは2014年、秋元康さんとの対談の中で、宮崎監督は、ラピュタのアイデアを小学生のときに考えたという逸話を明かしていた。
着想のひとつとなったのは、福島鉄次さんが書いた長編絵物語『沙漠の魔王』だ。この物語に登場する「飛行石」を作品の中に取り入れたのだという。
なお、作品の舞台についてスタジオジブリの公式サイトは、イギリス・ウェールズ地方を「大いに参考にした」と書いている。
【名シーン&名セリフ集】ラピュタに込められた想い
『天空の城ラピュタ』は、“アニメーション映画を取り巻く環境が変化する中で、アニメーションの原点とは何か”と宮崎監督が考える理想がこめられた作品です。アニメーションはまず子供のものであり☞続く pic.twitter.com/4JmiOSFvEN— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) September 29, 2017
☞続き 、真に子どもの為に作られたものは、大人の鑑賞に十分耐えると信じていたのです。
宮崎監督が注ぎ込んだ熱い想いが生きているからこそ、制作から30年以上経った現在でも、変わらぬ輝きを放ち続ける“不朽の名作”と言われているのかもしれません😭😭😭 #ラピュタ最高すぎる#ラピュタpic.twitter.com/z50F2RFLH6— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) September 29, 2017
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『天空の城ラピュタ』には「幻のタイトル」があった。パズーとシータの名前の由来も【豆知識】