TKO木本武宏「追加でカネを入れないと、無駄になる」早急に投資迫る
松竹芸能は23日、巨額投資トラブルを抱えるTKOの木本武宏(51)との契約を終了したと発表した。本人から契約終了の申し出があったという。
木本は自身のツイッターで近日中に経緯を説明する意向を示した。当初6億円程度とみられていた損害額は総額7億円以上に上ることが明らかになった。(中略関係者によると、木本が後輩芸人らに本格的に投資の話を持ちかけるようになったのは、相方・木下隆行(50)が松竹を退社した2020年ごろという。数年前から仮想通貨やFX(外国為替証拠金取引)を始めた木本は、コロナ禍で仕事が激減した後輩芸人たちに投資の方法を指南。丁寧な指導で芸人からの信用もあり、1000万円を超える高額投資をした芸人もいる。
関係者は「少額とはいえ利益を出した芸人も多かった。木本さんの投資利益を得た通帳の預金額を見て、信用した芸人もいたようです」と明かす。現時点で損害賠償などの訴えはないという。
全容が把握できていない段階で契約終了したことについて、松竹芸能の内部事情に詳しい関係者は「実質、“解雇”に近い」と指摘。「吉本興業をはじめ、ほかの芸能事務所のタレントに迷惑をかけたことが大きい。木本個人の投資失敗について松竹芸能が管理責任を問われることを懸念し、表向きは本人が申し出た形にして早期に契約終了したのだろう」と解説した。
◆早急に投資迫る
木本が数か月前に、出資者に「追加でカネを入れないと、これまで投資した分が無駄になる」などと早急に追加の投資をするよう迫っていたことが23日、分かった。暗号資産(仮想通貨)が暴落し、資金繰りに窮していたとみられる。木本が数人で投資を呼びかけていた疑いがあることも判明。関係者によると、勧誘役となったのは木本のほか、 元プロ野球選手やアパレル経営者ら。人脈を期待され、集金役となり、主に20代男性が暗号資産などの取引を行っていた。暗号資産同士の取引や投資者の現金を暗号資産に変え、運用したケースもあった。
金融商品取引法では、暗号資産などへの投資の勧誘や仲介などを行う場合、金融庁への登録が必要となる。無登録でこうした行為を行った場合、違法となる。
全文はソースをご覧ください
[報知 2022.7.24]
https://hochi.news/articles/20220723-OHT1T51230.html?page=1
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