「へいぼんな子どもの父です」8歳の女の子が発行した「父のしょうめいしょ」が天使すぎ

この人は父です。へいぼんな子どもの父ですーー

8歳の女の子が父親に発行した「父のしょうめいしょ」が可愛すぎると話題になっている。

「しょうめいしょ」の写真をTwitterに投稿したのは、野生のパフェ研究家さん（@parfaitthestudy）。

  7月11日、「ムスメチャン⑻が発行して、ウォーキングへ赴く父に『夜お外に行く時はちゃんと持っていって！お巡りさんに見せるんだよ？』って持たせてた」などとコメントを添えて公開した。

「しょうめいしょ」の内容はこうだ。

「父のしょうめいしょ　おまわりさん、この人は父です。へいぼんな子どもの父です。つかまえないでください」

なぜそんなに心配しているのかは謎だが、それを含めて可愛らしい。「天使かな」「世界一かわいい証明書」などと反響を呼び、1日足らずでおよそ4千回リツイートされた。

野生のパフェ研究家さんによると、「しょうめいしょ」が発行されたのは投稿の当日。「『ヒゲがぼうぼう』だと、あやしい人だと思われるのではないか、と心配していたようです」という。

実は、こうした手紙が書かれたのは初めてではない。野生のパフェ研究家さんは2021年12月にも、「ことものパパですつかまえないでください」と書かれた「ムスメチャン」の手紙をTwitterで投稿している。

父親はこの1度目の手紙をずっと財布に入れて持ち歩いていたといい、2度目の今回は「リプで『ラミネートしては』とアドバイスいただいて、それだ！！と張り切って」いるそうだ。

野生のパフェ研究家さんも「子育て、すっごく大変だけど時々こういうごほうびがあるからたまらん…と思いました」とコメントする。

 アーニャに憧れるムスメチャン

しかし今回の手紙、「父」という表現や丁寧な言葉づかい、何となく人気漫画『SPY×FAMILY』（スパイファミリー）のキャラクターであるアーニャ・フォージャーを思い出させる。「全部アーニャの声で脳内再生されました」というコメントも寄せられた。（アーニャは作中で義父であるロイド・フォージャーのことを「父」と呼んでいる）

それもそのはず、ムスメチャンはアーニャが好きだそう。

「（作中では）『アーニャさんが家族を守っている』という感じがするので、子どもたちはとても憧れるようです。フォージャーさん一家は言葉遣いがていねいなので、とてもありがたいです」と野生のパフェ研究家さん。

Twitterの反響の大きさには「みなさん、スパイファミリーの（アニメの）一期が最終回を迎えて、アーニャさんロスになっているのかな… 二期楽しみですね…と思っています」とのこと。

自身もアニメなどを楽しんでおり「子どもの水難事故や多様な家族のありかたを描いてくださっていて 『子供向け』として丁寧に作ってくださっているので 感謝しています」という。

スパイファミリーのテレビアニメ第2クールは10月から放送予定だ。