安倍晋三元首相が、奈良市内で街頭演説中に銃撃された事件で、台湾の蔡英文総統が7月8日午後、Facebookで「(安倍元首相は)台湾にとって最も揺るぎない真の友」などとするコメントを発表した。
蔡総統は投稿で、安倍元首相が遊説中に銃撃されたとの知らせを聞き「皆さんも、私と同じようにショックを受け、動揺されたと思います。台湾も日本も民主的な法治国家であり、政府を代表して、この暴力的で不法な行為を強く非難します」と強調した。
さらに、「安倍元首相は私の良き友人であると同時に、台湾にとって最も揺るぎない真の友。長年にわたり台湾を強く支援し、台日関係の進展に努力を惜しまない方」と振り返った。
その上で「安倍元首相が一刻も早く危機を脱し、安心できる知らせが届くことを祈っています」とつづった。
銃撃事件の知らせを受け、安倍元首相の容体を懸念する声が国内外に広がっている。
ラーム・エマニュエル駐日米国大使はTwitterでコメントを発表。「私たちは、安倍晋三元首相が銃撃されたことを悲しみ、ショックを受けています」との心境を明かした。
「安倍さんは、日本の素晴らしいリーダーで、揺るぎないアメリカの同盟者です。アメリカ政府とアメリカの人々は、安倍さんの回復と、彼の家族、日本の人々の為に祈りを捧げます」とつづった。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
「台湾にとって真の友」蔡英文総統、安倍元首相の銃撃事件でコメント