ネットワーク障害の原因は、なんとダム作り名人のあの動物だった…。
6月7日、カナダの一部で、インターネット回線がつながりにくくなるなどの障害が発生した。ローカル紙Smithers Interior Newsによると、ブリティッシュコロンビア州北西部の当局は、木をかじったビーバーが原因だったと特定した。
電力会社B.C.Hydro職員のボブ・ギャマー氏によると、木がネットワーク回線に倒れ込み、障害の原因となった。倒れた木には噛み跡がついていたという。
このビーバーの仕業により、同州の北西部では、電話、インターネット、そしてテレビのサービスが不安定になったという。
「珍しい事ですが、たまにあるんです」とギャマー氏は述べた。
この影響で、地元の商店ではクレジットカードも使用不能となり、しばらくの間現金での支払い対応を迫られることになった。
ビーバーが同様の問題を起こしたのは今回が初めてではない。
カナダの放送局CBCによると、2021年4月にはブリティッシュコロンビア州のタンブラー・リッジで、ビーバーがファイバーケーブルを噛み切り、約900人のインターネットサービスに影響を及ぼしたという。
電話サービス会社のTelusはこのビーバーの行動を、「カナダ特有の奇妙なハプニング」と呼んだ。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
ビーバーが原因でネット障害。カナダで珍事、一体なぜ?