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ロシアの「極超音速ミサイル」「ステルス潜水艦」など第3次世界大戦のゲームチェンジャーとなる最新兵器5選

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» 「予測不可能なロケット車輪」「圧縮空気砲」などの奇妙な欠陥兵器5選




現在、地球上には多くの強力な「軍事兵器」が存在します。

その中でも、殺傷能力が高く、戦場を支配している兵器について、海外YouTubeチャンネル「The Infographics Show」が解説しています。



*Category:テクノロジー Technology|*Source:The Infographics Show ,wikipedia(1) ,(2)

アメリカ軍の空の支配者「F-22」とロシア軍の海の支配者「シーウルフ」




戦争は決して無くなりません。そして兵器はかつてない速度で進化し続けています。

新しいテクノロジーが私たちの生活に様々な改善をもたらす一方で、最も殺傷力の高い軍事兵器も生み出されています。

【1】高いステルス機能を備え、長距離攻撃を得意とするアメリカの空の支配者「F-22」

アメリカの「F-22ラプター」は、紛れもなく空の支配者です。


元々、この機体はドッグファイトができないことが問題視されていましたが、最近の戦いは、近距離でのドッグファイトは行いません。

なぜなら、最新の対空兵器システム、長距離での捕捉と追跡、そして現代の戦闘機の圧倒的なスピードが、従来のドッグファイトを架空のものにしてしまったからです。

だからこそ、アメリカ軍はF-22をステルス性の高い長距離暗殺機として最適化することに全力を注いだのです。

F-22のステルス性は、他のステルス機と同様、レーダー波の入射角度によって変化しますが、最も最適な角度では、空飛ぶビー玉のようになり、敵から狙われにくくなります。


もちろん、本当に見えない飛行機ではありませんが、F-22は今の空で最も生存率の高いステルス戦闘機なのです。

そしてF-22のスゴいところはステルス機能だけではありません。F-22は、極めて長距離で目標を検知し、ドローン、空中レーダー、他の飛行機、さらには人工衛星など、戦場の他の資産とネットワークで繋がることができます。

このようなステルス性と目視範囲を超えた交戦能力を持つF-22は、敵の戦闘機に見つかることなくミサイルを着弾させ、墜落させてしまうでしょう。

しかしアメリカ軍のF-22は、少数しか製造されていません。なぜなら、世界的な対テロ戦争の到来で、資金の優先順位がすぐに他に移り、1機で1億5000万ドル(約200億円)という高価な航空機は、現在の運用艦隊には採用されなかったからです。

当時は、F-22があまりにも先進的で、他の国から現実的な脅威がないため、大量に導入する必要はないと判断されました。


また、中国の成都J-20やロシアのSU-57でさえ、アメリカの空軍に対して深刻な脅威となることはありませんでした。また他国も高性能な戦闘機を大量に生産することができないとアメリカ軍は判断していたのです。


しかし、南シナ海における中国の野心の高まりと急速な軍備の近代化により、アメリカ空軍はすでに次世代航空支配プログラムを通じて、F-22とF-35の後継機の計画を立て始めています。

F-22は数が少ないとはいえ、今のところ、どの戦場でも最強の戦闘機であり続けています。

【2】優れたステルス性を備えるロシアの潜水艦「シーウルフ」

F-22は空を支配するかもしれませんが、水中領域にも紛れもない王者がいます。

冷戦の終わりに建造されたアメリカの「シーウルフ級潜水艦」は、アメリカの「ロサンゼルス級原子力潜水艦」や「バージニア級原子力潜水艦」をも凌ぐ、史上最先端の潜水艦です。


もともとソ連の最新鋭の弾道ミサイルや攻撃型潜水艦に対抗するために開発されたシーウルフ級潜水艦には、米国が潜水艦に投入した中で最も高度な技術が詰め込まれています。

この戦艦は、当初29隻が就役する予定でしたが、冷戦の終結により3隻が完成しただけでした。シーウルフ級潜水艦は、アメリカのF-22のように、現実的な脅威がないため、予算の優先順位が低くなってしまいました。

そして費用も莫大で、1隻製造するのに50億ドル(約6,400億円)もかかります。この価格は、アメリカの攻撃型潜水艦の主力となる最新のバージニア級潜水艦よりも、なんと20億ドル(約2,500億円)も高価です。


運用中のシーウルフ級潜水艦は、港に停泊しているロサンゼルス級原子力潜水艦よりも静かだと言われています。

アメリカの海中を監視するソナーテクニシャンは、「シーウルフを追跡するには、海を巡っている静かなボイド(船の海底部)を追えばいい」と冗談を言うほどです。


シーウルフ級潜水艦は3隻ともアメリカ海軍が所有していて、そのステルス性は非常に高く、海軍特殊部隊を敵の海岸に直接送り込むことができるほど、浅瀬まで侵入できます。

有名な話だと、ロシアの主要基地からすぐ沖合にあるロシアの通信ケーブルを盗聴するという不可能に近い任務をシーウルフ級潜水艦が担当し、何年も発見されずに活躍したこともあるようです。


この潜水艦は就役から30年が経とうとしていますが、いまだに退役する気配はありません。

またアメリカ海軍は昨年、ロシアや中国による潜水艦の脅威の高まりを受け、敵の潜水艦を捕捉破壊することに特化した新世代の「シーウルフ型」潜水艦を購入する計画を発表しています。

シーウルフ級潜水艦は3隻しか就役していませんが、アメリカの潜水艦は紛れもなく水中世界の王者です。

【3】射程距離が600kmもあるロシアの防空システム「S-500」

空と海ではアメリカが優位に立っているかもしれませんが、次の兵器は、間違って敵地の上空を飛んでしまったアメリカの飛行機を脅かすものです。

アメリカは戦闘機で優位に立っており、ロシアは防空システムにNATOを上回る多額の投資をする必要があります。そこでロシアが開発したものは「S-500防空システム」です。


ロシアは防空兵器の開発において他国の追随を許さず、最新の地対空対弾道ミサイルシステムは、アメリカのパトリオットミサイルを凌駕しています。

S-500は、もともと1960年代後半に計画され、最大100km離れた敵機との交戦を想定しています。

しかし、ソ連軍はこの兵器を拒否し、新しい防空システムには敵航空機だけでなく、脅威を増す弾道ミサイルにも対応できることを要求しました。


そのため、ソ連軍はS-500を数十年間棚上げにし、代わりにS-300シリーズの防空システムに投資することを決定しました。

現在の技術はソ連の要望を実現し、ロシアは世界で最も先進的な防空システムを持っています。

「SU-57」のような近年ロシアの軍事プロジェクトの多くとは異なり、システムの詳細を知るアメリカの情報筋によると、S-500は、ほぼ300マイル(482km)の範囲で空中の標的を迎撃できるとのことです。


S-500は迅速に配備されるように設計されており、移動式のレーダーとミサイル車両はわずか30分ほどの時間で設置できます。そのため、活動開始前にピンポイントで排除することは非常に困難です。

推定では、このシステムは一度に最大10個の目標を追跡して交戦することができ、大陸間弾道ミサイル、極超音速巡航ミサイル、航空機、さらには地球低軌道衛星に対しても使用することが可能です。

S-500の射程距離は370マイル(約600km)で、ロシア領域に侵入しようとする敵機に深刻な脅威を与えることができ、間違いなく世界で最も殺傷力の高い防空ユニットといえます。

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ロシアの「極超音速ミサイル」「ステルス潜水艦」など第3次世界大戦のゲームチェンジャーとなる最新兵器5選

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