新しい飼い主に引き取られた「リニ」の写真。ゲラシチェンコ内務大臣顧問のTwitterより「ウクライナのハチ公」と呼ばれた秋田犬のメスの「リニ」が、新しい飼い主と元気にお散歩をする姿が報告された。
ウクライナ内務大臣顧問のアントン・ゲラシチェンコ氏が日本時間5月8日、自身のTwitterに動画を投稿し、「リニは新しい家族とその愛犬の『チップ』と一緒に元気に暮らしています」と明らかにした。
動画には、リニが新しい飼い主ともう1匹の犬「チップ」とともに散歩をし、飼い主から頭をなでられる様子も映っている。
ゲラシチェンコ氏によると、リニは体重が4キロ増え、10歳になったという。「新しい飼い主を信頼するようになりました」ともつづった。
Reeny, #Khatiko from #Makariv, is thriving with her new family and their dog Chip! She gained 4 kg, turned 10 years old, and began trusting her new humans.
Very happy that it turned out so well. pic.twitter.com/HJp7qXzBte— Anton Gerashchenko (@Gerashchenko_en) May 7, 2022
この投稿には、「どうかお幸せに！」「彼女（リニ）の状況を更新してくれてありがとう」「素晴らしいニュース」などのコメントが寄せられていた。
「ウクライナのハチ公」とは？
リニは、ウクライナの首都キーウ近郊にあるマカリウ村の自宅の玄関先で、飼い主をけなげに待つ姿が4月に報じられ、「ウクライナのハチ公」と注目された。リニの飼い主の女性は自宅近くでロシア兵にレイプされた後に殺害されたという。リニは当時、9歳だった。
A faithful dog (Akita-inu) Rini is waiting for his mistress on the doorstep for almost a month in the village of Makarov in the Kyiv region. Earlier, the woman died tragically. Volunteers tried to take the dog to the shelter, but she refused. She was nicknamed Makarov's Hatiko. pic.twitter.com/cmVRa0QUNN
— Oleksiy Goncharenko (@GoncharenkoUa) April 10, 2022
その後、新しい飼い主に引き取られたことが明らかになり、多くの祝福の声が寄せられていた。
Good news! Akita Reeny from Makarov has found a new home and her people. Her owner's name is Nadezhda. The family knows how to take care of this breed, as they already have an Akita boy and they became friends with Reeny ❤️ pic.twitter.com/XXOWB3QOFs
— Anton Gerashchenko (@Gerashchenko_en) April 13, 2022
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「ウクライナのハチ公」の幸せな姿。体重が4キロ増え、新しい飼い主と元気にお散歩【動画】