「キーウの幽霊」をご存じだろうか。戦闘機「MiG-29」を巧みに操り、1回の出撃で6機のロシア軍機を撃墜したなどとSNS上で話題になった。
ウクライナ政府も「キーウの幽霊」の情報をSNSで拡散していたが、戦意高揚のためのプロパガンダと見られていた。
People call him the Ghost of Kyiv. And rightly so — this UAF ace dominates the skies over our capital and country, and has already become a nightmare for invading Russian aircrafts. pic.twitter.com/lngfaMN01I
— Ukraine / Україна (@Ukraine) February 27, 2022
しかし、英紙「タイムズ」が4月29日、「キーウの幽霊」の正体を3月に戦死した29歳のステパン・タラバルカ少佐だと報道したことで、政府も火消しに動くことになった。
ウクライナ空軍の公式Twitterは4月30日、「キーウの幽霊」が首都を防衛したパイロット達の「集合的な精神の現れ」だと投稿。架空の人物だと認めた上で、その上で「キーウの幽霊は生きています」と主張している。
「キーウの幽霊が死んだという情報は正しくありません。 キーウの幽霊は生きています。キーウ周辺地域の防衛に成功した戦術航空旅団の優秀なパイロット達の集合的な精神の現れです」
The information about the death of the The Ghost of #Kyiv is incorrect. The #GhostOfKyiv is alive, it embodies the collective spirit of the highly qualified pilots of the Tactical Aviation Brigade who are successfully defending #Kyiv and the region.
— Ukrainian Air Force (@KpsZSU) May 1, 2022
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
「キーウの幽霊」は生きている。ウクライナ空軍が戦死報道を否定