ウィル・スミス、平手打ちをしたクリス・ロックに公式謝罪「どんな形の暴力も有害で相手を傷つける」

第94回アカデミー賞授賞式での壇上で、コメディアンのクリス・ロック氏を平手打ちした俳優のウィル・スミス氏が3月28日、謝罪文を公表した。

スミス氏は「どんな暴力も有害で、自分の行動は許容できないものだった」と誤りを認め、ロック氏に「公式に謝罪します」と伝えた。

「どんな形の暴力も有害であり、相手を傷つけます。 昨夜のアカデミー賞での私の行動は許容できず、言い訳できないものでした。自分をネタにしたジョークは私にとっては仕事のうちですが、ジェイダの病状をネタにする冗談に耐えられず、感情的に反応してしまいました」

「クリス、あなたに公式に謝罪します。 私の行動は不適切で間違っていました。 自分のしたことが恥ずかしく、また自分がなりたい人間にふさわしいものではありませんでした。愛と優しさの世界には、暴力が存在する場はありません」

スミス氏は、授賞式の主催者やプロデューサーや出席者、世界中の視聴者、そして自身が出演した映画『ドリームプラン』のモデルであるビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹の父、リチャード・ウィリアムズ氏とウィリアムズ一家にも謝罪。

「私の行動で、私たち全員にとって素晴らしい場所を汚してしまったことを深く後悔しています。もっと改善していきます」とつづった。

脱毛症を公表した妻をネタにしたジョークに腹を立てた

スミス氏は27日に行われた授賞式で、脱毛症を公表した妻ジェイダ・ピンケット・スミスの髪型をネタにしたクリス氏に腹を立て、ステージに上がって平手打ちした。

そして席に戻った後も放送禁止用語を使い「妻の名を口にするな」と怒りをあらわにした。

その後、スミス氏は『ドリームプラン』で主演男優賞を受賞。スピーチでは「私は愛を受け止める器でありたい。愛と配慮を伝える立場でありたい」と述べ、自身の振る舞いについて謝罪した。

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Satoko Yasuda