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「針のむしろのようでした」参考人として出席したらヤジを受けた。女性が語る“国会の昭和感”

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国会議事堂

「参考人をヤジるのはやめてほしい」ーー。

SNS上でのそんな訴えに共感の声が寄せられている。

「参考人をヤジるなんて国民を代表する政治家としてどうなのか」

「人として大事な当たり前の聞く姿勢だけはちゃんとしてほしい」

「失礼すぎるのでは」

参考人とは、国会での審査や調査のために、意見を述べる専門家や関係者のこと。委員会の求めに応じ、出席するものだ。参議院規則では、「委員会が参考人の出席を求めるには、議長を経なければならない」としている。

SNSに思いを投稿したのは、みらい子育て全国ネットワーク代表・合同会社Respect each other代表の天野妙さん。2月25日午後に開かれた参院予算委員会に参考人として出席していた。

国民のための議論をする場で、一体何があったのか。天野さんに話を聞いた。

議員席から「手短にしてくれよ」

2月25日午後に開かれた参院予算委員会。天野さんは、国民民主党の矢田わか子参院議員の質疑の参考人として出席していた。

ヤジが飛んだのは、中間層への子育て支援政策をめぐり、所得制限の是非などについて議論している場面でのことだった。

矢田議員は、児童手当や高等学校等就学支援金など、子育て支援のための給付金に一定の所得制限が設けられている点について、「(上限対象の収入について)世帯主と世帯合算という2つの分類がある」などと指摘。その上で、参考人の天野さんに所得制限の課題や問題点、反対する理由について求めた。

参院予算委員会で参考人として意見を述べる天野妙さん

天野さんは冒頭、「子育てに関することを国会で議論いただき、政府・与野党のみなさま誠にありがとうございます」などと感謝の意を表明した。ヤジは、この直後に飛んだ。

「今日は私たちの元に届いている中間層のみなさんの声をご紹介をさせてください」と語ったところで、最前列の議員席から男性の声でヤジが飛ぶ。参議院のインターネット審議中継動画でははっきりと聞き取れないが、天野さんによると、議員席にいた自民党議員のヤジに目線を合わせて「はい?」と反応したところ「手短にしてくれよ」という言葉を投げかけられたという。

天野さんは「ご声援ありがとうございます」と返し、事前に「2分間」と時間調整をして用意していた文章を元に、所得制限の存在から働く意欲が減退してしまう女性、高齢出産のために年収は高いものの保育料も高く、不便な保育園が割り当てられ疲弊している夫婦、親の年収が原因で奨学金を借りられない大学生らの声を紹介。その間も数度にわたりヤジが飛んでいた。

「所得制限は出産制限や就労制限につながっていると思います。もとより就労意欲や子どもの学びの意欲の減退につながっていると感じています」などと訴えたが、時折息を詰まらせ、声が震えていた。

SNSに「怒りと緊張で声が上ずってくるのがわかり、悔しいやら情けないやら」とつづっていた天野さんは、この時の心境について「針のむしろのようでした」と打ち明けた。 高圧的なヤジに緊張し、萎縮してしまい、悔しさでいっぱいだったという。

しかし、その後、国内初の内密出産をめぐって参考人として出席した慈恵病院の蓮田健院長が意見を述べた際には、ヤジは飛ばなかったという。

「国会という議会自体が相手に尊厳を持たずに、運営しているのではないかと感じました。また、私が女性の参考人だからそうしたヤジが飛んだのではないかと思わずにはいられませんでした」

天野さんは「どのような意図で私に『手短にしてくれよ』というヤジを飛ばしたのかはわかりません。ただ、国会の伝統芸としてヤジを飛ばしているのであればそのような慣習は改めるべきです。今の時代、会社や学校では相手の発言を遮るヤジが飛ぶことはあるでしょうか?もしも、私が女性だからヤジを飛ばしたのであれば、(ヤジを飛ばした議員自身が)アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)と向き合っていただきたい」と語る。

国会審議の場では、出席している議員による“ヤジ”は、テレビ中継などのマイクに拾われない程度ものも多くある。

本来、伝えたかったのは子育て世帯のために、給付金の所得制限を撤廃してほしいということなのにーー。天野さんは、国会で訴えたかったことよりも、“ヤジ”に注目が集まってしまったことにも忸怩たる思いを抱えている。

「参考人にはヤジを飛ばさないでほしい」。天野さんは、改めてそう訴えた。

参考人や女性へのヤジは過去にも

参考人へのヤジをめぐっては、自民党の穴見陽一衆院議員(当時)が2018年6月、衆院厚生労働委員会で参考人として出席したがん患者の男性に対し、「いいかげんにしろ」などと発言。批判を呼び、後に謝罪するコメントを発表した。

また、女性へのヤジでは、2014年6月に開かれた東京都議会の本会議で、晩婚化や晩産化の対策について質問をした塩村文夏都議(当時、現参院議員)に対し、「自分が早く結婚すればいい」などと男性都議がヤジを飛ばし、批判が殺到した

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オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
「針のむしろのようでした」参考人として出席したらヤジを受けた。女性が語る“国会の昭和感”

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