溶けにくいアイス「ZuT（ずっと）」を取り寄せてみた!! こりゃアイスの未来が変わるぞ!!

レストランでデザートにアイスを頼むと、食事を食べ終えた後に店員さんが持ってきてくれますよね。もし食事と一緒に配膳されたら、アイスに行きつく頃にはどろどろに溶けてしまっているはずです。

しかし今、そんなアイスの常識が変わろうとしています。応援購入サービス「Makuake（マクアケ）」で販売されている「ZuT（ずっと）」は、“食事と同時に配膳しても溶けにくい”という特性を持つ、革命的なアイスなんです。「アイスは食後にお持ちします」がなくなるかもしれません。

ZuTはなぜ溶けにくい？

ZuTはなぜ溶けにくい？

そもそもなぜアイスが溶けるかと言うと、時間の経過とともに水分と油分が分離してしまうため。ZuTが溶けにくいのは、いちごのポリフェノールと海藻成分で水分と油分の分離を防ぐことに成功したから！　クリーム類の離水を抑制して溶けにくくする機能と、気泡の弾力性を向上させて崩れにくくする機能で、溶けにくいアイスクリームの製造が可能になったそう。

厳選素材で作られた3種のフレーバー

発泡スチロールに入った冷凍便が届くとワクワクするのは筆者だけでしょうか（笑）中身がアイスだと、さらにテンションが上がります。

ラインナップは3種類。「ミルク」、「チョコレート」「いちご」各90mlです。いずれも京都丹後にある丹後ジャージー牧場「ミルク工房そら」のジャージー牛乳と生クリームをたっぷり使用して作られています。

冷凍庫から出してすぐ食べるのはNG。最高に美味しいタイミングは“出して5分後”。指でカップを押せるくらいの柔らかさがベスト。

甘さ控えめで高級感ある味わい

ミルクは、ジャージー牛乳の美味しさをそのままギュッと凝縮したような濃さが特長。冷凍庫から出したてのものを見た時は、微細氷が入ったようなシャリっとしたアイスかと思ったんですが…

5分置くと、見た目もしっとりなめらかなアイスに変化！　驚くほど口どけがよく、ミルクの優しいコクが口いっぱいに広がります。リッチな味わいに思わず目を閉じてうっとり…。これは誰にも邪魔されない時間にじっくり食べたい（笑）

チョコレートはカカオ本来の味が楽しめる本格派。香料を使用していないのにフルーティーな後味があり、市販のチョコアイスとは一線を画す美味しさです。

時間を置いてなめらかなになったチョコアイスは、まるで冷たい生チョコを食べているかのよう！　本来ほとんど捨てられてしまうカカオの“果実”も使用して作られた、サスティナブルなチョコアイスになっています。

蓋を開けた瞬間からハートを鷲掴みされたいちご。ミルクアイスの上に、果肉がゴロゴロ入ったソースがたっぷりかかっています。

甘酸っぱいいちごとクリーミーなミルクアイスは間違いない組み合わせ。一般的なジャムよりも甘さ控えめで、果実本来のフレッシュな美味しさが楽しめますよ。

形が崩れないからアレンジの幅も広がる♪

本当に溶けにくいのか気になったので、筆者もミルクで試してみました。室温25℃、冷凍庫から出してすぐのもの。

1時間後。

底はやや柔らかくなっていますが、どろどろにはなっていません。これがどれだけすごいことか、普段アイスをよく食べる方ならおわかりいただけますよね。溶けにくいというだけで、やはり時間が経ったものは食感も味も落ちるのでは？と思われるかもしれませんが、ソフトクリームのようになめらかですごく美味しいんです！　「美味しく食べられる時間が長いアイス」とも言えますね。