内閣府の外局である個人情報保護委員会は1月18日、パブリックコメントの意見提出者12人の個人情報が漏えいしたと発表した。
事務局によると、1月7日午後1時に意見募集手続きの結果をネット上で公表。午後1時40分までの間、誤ったPDFファイルを掲載し、意見提出者12人の名前と一部の人の所属先が漏えいしたという。
個人情報保護委員会はマイナンバーなどの取り扱いについて監視・監督を担う政府の機関。
SNS上では、個人情報の取り扱いに関するプロによる個人情報の漏えいに「公式(機関)が矛盾している」「保護できていないので改名が必要」「個人情報漏えい委員会?」といった厳しい声が上がっている。
事務局によると、12人のうち11人と連絡が取れたが、残る1人と取れていない。情報の漏えいによる被害は把握していないという。
事務局は「より厳格かつ適正な個人情報の取り扱いに努めていく」としている。
個人情報保護委員会事務局における意見募集手続の結果をウェブ上で公表する過程において、個人情報の漏えいが発生いたしました。関係者の方々にご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げますとともに、再発防止を徹底してまいります。https://t.co/a63mxPVWtM
— 個人情報保護委員会 (@PPC_JPN) January 19, 2022
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
個人情報保護委員会から個人情報が漏えい ⇒「公式が矛盾している」厳しい指摘相次ぐ