南太平洋のトンガの近くにある火山島で日本時間の1月15日、大規模な噴火が発生し、周辺では1メートル近い津波が発生した。
噴火による津波の影響は日本にも及び、気象庁は15日夜から日本列島の広い範囲に津波警報・注意報を出して避難や警戒を呼びかけている。
噴火の影響で発生した津波の映像は自然の恐ろしさを物語っている。(※この記事には実際の津波の映像が含まれます)
繰り返し襲ってくる津波の恐ろしさ
噴火したのは、トンガ近くにある火山島フンガトンガ・フンガハアパイ。トンガの北にある火山島で、日本時間の14日未明にも噴火を起こしたばかりだった。
ウェザーニュースは日本時間15日の火山島の噴火の瞬間を捉えた気象衛星の動画を公開。噴煙は高さにして1万5000mを超えたと報じている。
BNOニュースのTwitterは日本時間の15日、火山の噴火による津波がトンガの街に押し寄せる映像を投稿した。
投稿された1分40秒ほどの動画を見ると、沖の方向から津波が押し寄せてくる。
凄まじい速さで津波が岸に到達すると一瞬で街を飲み込んだ。その後も何度も津波が街を襲っていた。津波が繰り返し襲ってくることが分かる。
BREAKING: Tsunami hits Tonga as nearby volcano erupts pic.twitter.com/TRM1iKtAft
— BNO News (@BNONews) January 15, 2022
BBCによると、噴火地点からわずか65km南に首都を持つトンガの多くの地域では停電が発生し電力や電話・インターネットが使えない状況になっていて、負傷者や被害の程度はまだ不明だという。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
トンガ噴火による実際の津波映像が恐ろしい。日本列島にも津波警報・注意報が発令(動画)