作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが亡くなったことが11月11日、明らかになった。
訃報が伝えられると、親交のあった著名人らから悼む声が上がった。その死を悼み、つづられた寂聴さんとの思い出話は、どれも温かいものばかりだった。
作家の村山由佳さんは自身のTwitterで、寂聴さんと会った後の別れ際に、「今度はぜひ彼氏連れて遊びにいらっしゃい。大丈夫よ、とらないから」と声をかけられたことを明かした。
俳優の梅沢富美男さんも自身のTwitterで、寂聴さんと笑顔で映った写真を添えて悼んだ。
寂聴さんの言葉に触れ、「寂聴さんは『私は多く傷つき、多く苦しんだ人が好きです 挫折感の深い人は、その分、愛の深い人になります』と言っていました」「悲しくてなりません」とつづった。
ミュージシャンの水野良樹さんはTwitterで、ライブの楽屋に寂聴さんが訪れた時の思い出を明かした。
舞台を降り、楽屋に戻るとそこに瀬戸内寂聴さんが立っていた。どーんと。まるで我が家に迎え入れるみたいな顔で。初対面なのに。俺らの楽屋なのに(笑)「あんたたち舞台降りると子供みたいな顔してるね!」と破顔。笑顔とパワーの余韻が記憶の中でずっと明るいまま。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
瀬戸内寂聴さんとの思い出がどれも温かい。訃報に各界から悼む声上がる