「最高に楽しすぎる」「このスポーツを開発した人は天才では?」。あるスポーツが世界中のSNSを騒がせている。
それが「バルーンワールドカップ」だ。スペイン東部の都市タラゴナで10月14日、初めて開催された。
2人の選手が風船を打ち合っているのは、ソファやテーブルなどの家具、それに自動車やゲーム機まで散らばった8メートル四方のコートだ。
ロイター通信によるとルールは簡単。選手は上向きに風船を打つ必要があり、相手が風船を地面に触れさせてしまった場合に、ポイントを獲得するという。
■コロナ禍のオレゴン州で、兄弟が自宅で遊んでいた動画が世界で拡散。まさかのワールドカップ開催
アメリカの地方テレビ局「KGW8」によると、この奇抜なワールドカップが開催されたきっかけは、TikTokの動画だった。
2020年12月、オレゴン州キャンビーに住むアントニオ・アレドンドさん(21)は、風船を使って弟のディエゴさん(18)と遊ぶ様子を撮影して、TikTokに投稿した。この動画は世界中に拡散し、130万件以上の「いいね!」がついた。アントニオさんは「子どものころにもこうやって遊んでたんだけど、新型コロナの外出制限で、また始めたんだ」とロイター通信に答えている。
@tuwanrovio One of the BEST SAVES EVER in a fantastic round to finish up the year! #ThisCouldBeUs#NewYearNewMiO#WordsOfWisdom#balloon#foryou
この動画に触発されて、FCバルセロナのサッカー選手・ジェラール・ピケさんと、ゲーム実況で有名なイバイ・ラノスさんがワールドカップを主催。
世界中から32チームが出場し、アレドンド兄弟がアメリカ代表選手になった。優勝したのはペルーのフランチェスコ・デ・ラ・クルスさんだった。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
「このスポーツを開発した人は天才では」初開催のバルーンワールドカップが最高に楽しすぎる【動画】