【台風16号】今後の進路は?猛烈な勢力に発達する予想。進路次第で日本に影響も

9月25日(土)6時現在、暴風域を伴いながら台風16号(ミンドゥル)はフィリピンの東を北西に進んでいます。

この先も発達しながら北上をし、28日(火)に日本の南で中心気圧915hPa、中心付近の最大風速55m/sの猛烈な勢力の台風に発達する予想です。

進路次第で日本に影響が出るおそれがあるため、今後の情報に注意してください。

▼台風16号 9月25日(土)6時
 中心位置   フィリピンの東
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北西 15 km/h
 中心気圧   990 hPa
 最大風速   30 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 40 m/s
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進路が不確実 最新情報の確認を

台風16号は亜熱帯高気圧の縁に沿って移動していますが、高気圧の勢力次第で進路が東西に変化するため、とりうる進路にはかなりの幅があります。

世界各国の気象シミュレーションモデルを比較すると、台風16号は日本の南へ北上したあと、進路を北東に変えて日本の東へ進む予測するシミュレーション結果が多い状況です。

ただ、西寄りの進路をとるシミュレーション結果もあり、不確実性が高い状況と言えます。進路次第では本州方面に大きな影響を及ぼすことも考えられるため、今後の情報に注意してください。
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台風の暴風域に入る確率

5日先までに台風の暴風域に入る確率は以下の通りです。(気象庁)
 沖縄県大東島地方 7 %
 沖縄本島地方   1 %
 東京都      8 %
 鹿児島県奄美地方 2 %
 鹿児島県本土   2 %
 熊本県      1 %
 大分県      1 %
 宮崎県      1 %
 徳島県      1 %
 愛媛県      1 %
 高知県      1 %
 三重県      1 %
 和歌山県     1 %
※東京都は小笠原諸島、伊豆諸島を含む

猛烈な勢力に発達する予想

台風16号の進路にあたる海域は、海面水温が平年よりも1~2℃高い30℃以上の領域が広がっています。海面だけでなく深い所まで水温が高く、台風を発達させるためのエネルギーが大きい状況です。

また、鉛直シアと呼ばれる地上と上空の風の差が小さく、発達に好条件となっていることから、週末にかけて急速に勢力を強める予想です。

気象庁の予報では、台風16号は3日後の28日(火)3時には日本の南にあって、中心気圧は915hPa、中心付近の最大風速は55m/sで、暴風域を伴った猛烈な勢力の台風に発達していると予想されています。

▼台風16号 中心気圧、最大風速、強さ階級の実況・予想
 25日(土)6時 990hPa 35m/s ーー
 26日(日)6時 955hPa 40m/s 強い
 27日(月)3時 925hPa 50m/s 非常に強い
 28日(火)3時 915hPa 55m/s 猛烈な
 29日(水)3時 915hPa 55m/s 猛烈な
 30日(木)3時 925hPa 50m/s 非常に強い
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台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風16号の名前「ミンドゥル(Mindulle)」は北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が提案した名称で、「たんぽぽ」を意味する言葉からとられています。
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Source: ハフィントンポスト
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