中国の国家新聞出版署は8月30日、未成年のネットゲーム依存防止に向けた新たな対策を発表した。
発表によると、ネットゲームを提供する全ての企業に対し、未成年のゲームのプレイ時間を制限するよう求める。具体的には、金曜日、土曜日、日曜日、それに法定休日の午後8時から9時の1時間のみプレイ可能とする。それ以外の時間は「いかなる方法でもネットゲームサービスを提供してはならない」と明記した。身分証に紐づいた実名登録も厳格に実施するという。
従わない企業については「法や規則に基づいて厳粛に処理する」と警告した。
発表では、未成年がネットゲームに長時間のめり込み、学習や健康に悪影響が出ていているとし、保護者からも強い要求があったとした。
ネットゲームをめぐっては、国営新華社系の経済紙・経済参考報が8月3日、名指しで「精神的アヘン」などと批判する記事を掲載。関連する株価が一時下落した後、該当の表現が削除されたことがあった。
Source: ハフィントンポスト
ネットゲームは「週末の夜8時から9時だけ」許可。中国が未成年保護の新たな規制を発表