HMM労組、スト可決…輸出物流「台風前夜」=韓国 8/24(火) 8:03配信 中央日報日本語版 韓国海運最大手のHMMがストに向けた手順を踏んでおり物流大乱が現実に近づいている。 HMM海上労組は23日、前日正午からスト賛否投票をした結果、組合員92%の賛成で可決されたと明らかにした。組合員453人のうち434人が参加し投票率は96%で、このうち400人がストに賛成した。 労使間の妥協がなければ25日から物流への影響が予想される。海上労組は25日から「団体辞表提出」を始め順法闘争を繰り広げると明らかにした。この日からは団体辞表提出のほかにも釜山(プサン)港にHMMの船舶が入港したら船員が無条件で下船することにした。船員法では乗船最大期間は6カ月だが、HMMは船員不足を理由にこれを守っていない。また、荷役作業員のPCR検査証明を提示するまでは船員や作業者を乗船させないことにした。船員法上、運航中の船舶の船員はストなど直接的な争議行為ができないため、順法闘争方式を選んだとみられる。 このようになれば輸出企業の足であるコンテナ船が適時に出港できない事態が起こりかねない。特に昨年の新型コロナウイルス流行後に船腹量不足が続いており、輸出企業が船を確保すること自体が難しくなる。物流需要急増で海外の海運会社が韓国を通過して中国だけ経由するケースが増えたが、これまではそれなりにHMMが韓国の輸出企業の荷物を引き受けることで輸出を続けてきた。HMMは70隻ほどのコンテナ船を運用中だ。 HMM海上労組のチョン・ジョングン委員長は、「今回のストは賃金問題でなく船員の基本権保障が目的。船員が不足し1年間船から降りることができないことがあるほど勤務環境は劣悪だ」と話した。続けて「この際HMMより2.5倍の賃金を出すMSCに行こうというのが現場の雰囲気。実際に25日に団体辞表提出を行動に移すだろう」と付け加えた。 世界最大の海運会社MSCは最近韓国国内の代理店を通じ大々的な人材採用に乗り出している。超大型コンテナ船の勤務経歴があるHMMの航海士、甲板員、調理師などが対象だ。業界によると両社の平均賃金格差は2倍水準だという。 これに先立ち海上労組は今月中旬から乗船契約書の延長も拒否している。チョン委員長は「最大6カ月船に乗ったら下船するのが原則だが、HMMは休息期間なく再び船に乗ることが続いている」と主張した。海上労組によるとHMMが運用する2万4000TEU級超大型コンテナ船の乗組員は23人だが、これは最小人員に当たる。 … 学びがある! 11 分かりやすい! 19 新しい視点! 14 https://news.yahoo.co.jp/articles/e633dda30c6ef799e69090f71e6006a47083c5eb 今の流れなら港は全滅に 海運大手HMMの全面ストは史上初らしい ・船舶も自動車もお先真っ暗ですね。サムスンも衰退の一途です ・今回のストライキは賃金問題ではないのに、2.5倍の賃金を出す会社に行くんですか? ・韓国政府がバックに付いてるので、安心してデモやストライキができます ・ボーナス12カ月分の要求はすごいですね
Source: News U.S.
韓国海運最大手が全面ストに突入 物流パニックw