停滞する前線による大雨の峠を越えつつありますが、今日19日(木)から明日にかけて暖かく湿った空気や上空の寒気の影響で大気の状態が非常に不安定となり、局地的に非常に激しい雨の降るおそれがあります。
関東から九州にかけての地域では、大雨による土砂災害や洪水、浸水、落雷等に警戒してください。
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1時間に78mm/hの非常に激しい雨を観測
九州から関東は暖かく湿った空気と上空の寒気の影響で大気の状態は非常に不安定となっていて、前線から離れた所でも雨雲が発達している状況です。6時40分までの1時間に徳島県日和佐町で78.0mmの非常に激しい雨を観測しています。
また、8時30分までの1時間に兵庫県洲本市では64.5mm、徳島県上勝町福原で38.0mmの雨が降りました。
四国〜近畿、東海地方で発達した雨雲が見られ、広範囲に大雨警報や洪水警報、土砂災害警戒情報が発表されています。
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東日本、西日本で非常に激しい雨のおそれ
日本の上空では、東には太平洋高気圧が、西側には寒冷渦(寒気を伴った低気圧)があり、南西からの大気の流れが強まっています。この状態は明日20日(金)にかけて続き、局地的に1時間に50mm以上の非常に激しい雨の降る所がある見込みです。小さな雨雲の通過するところでは雨の継続時間は短いものの、雨雲の連なりが同じ場所にかかると数時間にわたり激しい雨の続く可能性もあります。大雨による土砂災害や河川の増水、浸水、落雷や突風に警戒してください。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所では、短時間の激しい雨であっても土砂災害の発生するおそれがあります。
なお、大雨となっていた九州では、山沿いの地域を除くと雨のやむところが多い予想です。復旧作業を行う場合は、今いる場所の空模様の変化だけでなく、川の上流側での雨の状況に注意をするようにしてください。
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週末は局地的な雨に注意 来週は再び前線南下も
長く停滞していた前線は週末にかけて活動が弱まる予想です。ただ、暖かく湿った空気の影響で局地的に雨雲が発達しやすい状況が続くため、局地的な雨による災害の発生には引き続き警戒が必要です。
また、来週も前線の活動が心配な状況です。現時点では詳細な予報が難しい状況ですので、今後の情報に注意するようにしてください。
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Source: ハフィントンポスト
関東から九州、局地的に非常に激しい雨のおそれ。土砂災害や落雷などに要警戒を