みんなだいすきハイスペックなフラグシップスマホ。

でも最近のスマホって、スペックが高い=サイズも大きくて当たり前、みたいな流れになってません？ もちろん、良いパーツをたくさん詰め込んでいるのでしょうがないのですが、やっぱりスマホは片手で操作したい派も多いはず。

コンパクトなスマホ欲しさとハイスペックスマホ欲しさの間で、気持ちが揺れ動いている方。片手で快適に操作できて、防水やおサイフケータイにも対応したフラグシップスマホ｢ASUS Zenfone 8｣が出ましたよ。

絶妙なサイズと比率で、フィット感も抜群

まず、ディスプレイサイズは5.9インチ。20:9の縦長な比率なので、コンパクトな幅のわりに画面は広く感じ、かつ無理なく手に収まります。また、ボディの背面は手に馴染むカーブを描いているので、手にしっくり収まってくれる安心感も。

コンパクトボディなので、取り回しは軽快で自由。シャツの胸ポケットにやパンツのポケット、バッグにもスッと入ってくれて気持ちいい！

片手の親指だけで完結できる操作性

幅が抑えられているので、画面下半分は余裕で親指が届きますし、画面上半分にリーチしたいときは、簡単に片手モードが呼び出せちゃうので問題ありません。

妥協はほぼゼロのハイスペックさ

スマホの頭脳を司るプロセッサはトップクラスのSnapdragon 888で、それを支えるメモリも16GBと大容量。排熱もヒートパイプでしっかり行なっているので、めちゃくちゃサクサク動作してくれます。

画面は、サクサクな動作をそのまま映し出してくれる120Hzの高リフレッシュレートに対応。タッチサンプリングレートは、さらに倍の240Hzです。タッチやスワイプにすぐ反応してくれるので、操作の激しいゲームもしっかりプレイできますし、ニュースやウェブサイトをスクロールしている時にもカクつきません。

色も明るさもしっかりしたディスプレイで、HDR10+のコンテンツもちゃんと映してくれます。

コンパクトサイズスマホで心配なのがバッテリー持ちですが、｢ASUS Zenfone 8｣は4000mAhもの大きいバッテリーが載っているので、普段使いなら余裕で一日は持ちます。そして、たとえば週末にゲームをプレイして、うっかり充電が少なくなってしまったとしても、有線の30W急速充電ですぐに持ち直してくれるので心配いりません。

2眼構成のカメラ、驚きの音質、そしてヘッドホンジャックの存在

カメラは手堅い広角と超広角の2眼構成。望遠撮影は広角カメラで行なう仕様になっていますが、中に64MPの高画素センサーを積んでいるため、キレイにクロップズームできます。体感では、光学2倍ズームできるスマホと遜色ない画質でした。

また、このコンパクトボディからは想像できないくらい、いい音が大音量で出るのもポイント。イコライザで自分好みの音に変えられるので、音にうるさい人も安心ですよ。

そして、気づいた人には驚きを与えるであろう、ヘッドホンジャックの存在…。基板技術によって、ハイエンドスマホにヘッドホンジャックを載せるという、戦慄の技を見せてくれています。

おまたせしました、防水防塵＆おサイフケータイ機能

Zenfoneシリーズとしては初の｢IP68準拠の防水防塵｣と｢おサイフケータイ機能｣も手に入れました！

これは本当に待ち望んでいた人も多いのではないでしょうか。防水防塵の安心感と、おサイフケータイの利便性は欠かせない、という人は多いですもんね。

Zenfone 8 Flipも出ます

唯一無二のフリップ式カメラ、｢ASUS Zenfone 8 Flip｣も同時発売されます。

フリップ式カメラは、ただのギミックというわけではなく、大きい画面で確認しながらカメラが使えるので、セルフィー撮影やVlog撮影、ビデオ会議などで重宝しますし、パノラマ撮影が早く楽にキレイに撮れるのも嬉しいです。

超広角・広角・望遠の3カメラをウィンウィン動かせるので、シンプルにめちゃくちゃ楽しい！ いろいろな撮影を可能にしてくれるのは、“これぞガジェット”って感じがしますね。

スペック面で妥協することなく小型化に成功した稀なスマホ｢ASUS Zenfone 8｣。ストレスフリーな使用感と自由な取り回しが実現していて、高品質なミニマリズムを感じさせてくれました。

Photo: ギズモード・ジャパン