オレンジ色のアイツ。
スマートフォンの大手メーカーといえばSamsung(サムスン)、Apple(アップル)…とこれまで語られてきましたが、最近はどうも様子が異なります。最新調査によれば、世界スマホシェアの第2位はXiaomi(シャオミ)だというのです。
調査会社のCanalysの調査によると、2021年第2四半期(4月〜6月)のスマートフォン出荷シェアでは、1位がサムスンで19%、2位がシャオミで17%、3位がアップルで14%となっています。おお、シャオミはアップルを抜いただけでなく、サムスンにも肉薄しているんですね!
Canalysの調査によれば、シャオミが世界2位に浮上したのは今回が初めて。しかしCounterpointの調査では2020年第3四半期にもシャオミがアップルを追い抜いているなど、その兆候は昔からありました。
シャオミのスマートフォンといえば、廉価でも十分な性能を発揮するコストパフォーマンスの高さが特徴。しかし最近はそれだけでなく、カメラや充電技術でも他社に先んじたテクノロジーを投入。さらに、折りたたみスマートフォンの「Mi Mix Fold」も登場しました。
なお今回の調査では、シェア4位が中国OPPO、5位も同じく中国のVivoとなっています。中国勢の勢いにはただただ感心するばかりですが、日本勢…たとえばXperiaを展開するソニーなどがランキングに顔をのぞかせてくれると、個人的にはうれしいんですけどね。