東京オリンピックに出場する予定の体操アイルランド代表選手が、選手村の「段ボール製ベッド」に関するデマを打ち破った。
これにはオリンピック公式Twitterも「作り話の正体を暴いてくれてありがとう」と感謝の投稿をしている。
■ジャンプで証明
東京2020大会の選手村には、大会後の再生利用に配慮した段ボール製ベッドが導入されている。しかし、陸上アメリカ代表のポール・チェリモ選手が「ダンボール製なのは選手同士に親密な接触をさせないためだ。スポーツを超えた状況を避けるため、一人分の重量に耐えられる」などとツイートしたこともあり、「反セックスベッド」などと拡散された。
しかし事実はこれと異なる。組織委員会の発表によると、ベッドは耐久性の高いダンボールで作られ、耐荷重はおよそ200キロ。大会後は古紙回収され、紙製品としてリサイクルされる。
これを証明したのが、体操アイルランド代表のリース・マクレナガン選手だ。選手村内のベッドの上に立ち、激しく6回ジャンプ。ベッドはビクともせず、マクレナガン選手は「フェイクニュースだ」と断じた。
“Anti-sex” beds at the Olympics pic.twitter.com/2jnFm6mKcB
— Rhys Mcclenaghan (@McClenaghanRhys) July 18, 2021
これにはオリンピックの公式アカウントも反応。「作り話の正体を暴いてくれてありがとう」と感謝していた。
Thanks for debunking the myth.😂You heard it first from @TeamIreland gymnast @McClenaghanRhys – the sustainable cardboard beds are sturdy! #Tokyo2020https://t.co/lsXbQokGVE
— Olympics (@Olympics) July 19, 2021
Source: ハフィントンポスト
選手村に「反セックスベッド」のデマ拡散。体操選手がフェイクと証明した方法とは?【動画】