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2011年8月にアップル社のCEOを辞任したスティーブ・ジョブズは、その後継者として1998年に入社したティム・クックを指名しました。
ジョブズと比べてあまり表舞台に出てこないティムが、トップであり続けるために日々何をしているのか。その一日について海外YouTubeチャンネル、Apple Explainedが解説しています。
Source:Apple Explained
*カテゴリー:テクノロジー technology
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AppleのCEO、ティム・クックの1日
ティム・クックは午前3時45分に起床し、1時間ほどかけ、毎日届く700~800通のメールに目を通します。
ユーザーのコメントなどに目を通し、私たちにとって重要な外部の人々に焦点を当てるのが好きなんです – ティム・クック氏(Axiosのインタビューより)
朝食には、スクランブルエッグ2個、七面鳥のベーコン、無糖のシリアルに無糖のアーモンドミルクを加えたものを食べます。
そして午前5時頃、自称「フィットネスオタク」であるクックはジムに行き、1時間ほどトレーニングを行います。世界で最も価値のある企業の経営を任されている者にとって、ストレスを抑えることは重要なことです。
続いて、クックは近所のスターバックスでメールに目を通した後、Apple Parkへと向かいます。オフィスに到着してから、彼の一日はミーティングで埋め尽くされます。
基本のんびりとした性格のクックですが、準備のできていない社員には容赦しないことで知られています。クックとのミーティングを予定している社員は、まず上司の審査を受け、クックの質問にすべて答えられるかどうかを確認されます。
そして、クックは大量の質問をします。以前クックのチームで働いていたスティーブ・ドイルはこう言ったそうです。
彼は10個の質問をします。あなたがそれに正しく答えれば、彼はさらに10個の質問をします。それを1年続けると、質問は9個になります。しかし1つ間違えると、20個、30個と質問されます。
ミーティングの準備を怠った社員がいたときには、クックはただ「次」とだけ言い、アジェンダのページをめくったそうです。彼はすぐに会議室から追い出されました。
しかし、クックの「敏腕さ」を最もよく表しているのは、中国でのAppleの業績不振に関するミーティングでの話です。クックはミーティングで「これは本当にひどい。誰かが中国でこれを推進すべきだ」と言いました。
ミーティングが始まって30分後、クックは責任者であるサビ・カーンを見て、無表情で「なぜあなたはまだここにいるのか」と尋ねました。
これをうけ、カーンはすぐにサンフランシスコ国際空港に向かい、荷物も持たず中国への片道航空券を予約したそうです。
昼食時には、クックは社内のカフェテリアに立ち寄り、不特定の社員と同席することで知られています。これは、経営陣以外のユニークな視点を持った社員の話を聞くためです。
そしてクックはオフィスを一番最後に出ることでも知られており、8時45分にはベッドに入れるよう帰宅します。つまり彼は、1日に約12時間働き、7時間寝ているということになります。
ティム・クックはスティーブ・ジョブズとは全く異なるCEOであるといわれていますが、一日の過ごし方を見ると、2人には驚くほど多くの共通点があります。
例えば、長時間労働、健康への配慮、従業員への最高水準の教育、日常的な顧客との接触によるバランスのとれた視点など。世界でもっとも価値のある企業のCEOの生活は、驚くほど勤勉なのです。
Source: AppBank
革新的『iPhone』や『Mac』でAppleの最高益を更新し続けるCEOティム・クックの1日。モーニング・ルーティーンから驚異的