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いま振り返りたい『フレンズ』の魅力。再会SP前に愛を語り合いました【記者座談会】

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写真左から、フィービー(リサ・クドロー)、チャンドラー(マシュー・ペリー)、モニカ(コートニー・コックス)、ロス(デヴィッド・シュワイマー)、ジョーイ(マット・ルブランク)、レイチェル(ジェニファー・アニストン)

あの大人気ドラマ「フレンズ」の「リユニオン(再集結)版」が放送されることが、フレンズの公式インスタグラムで発表されました

告知動画には、6人の主要キャストが、アパートや噴水側のソファーに集まっている姿が映っています。

さらに、レディー・ガガさんやデビッド・ベッカムさん、BTSら豪華ゲストの登場も発表されています

日本での配信は未定ですが、アメリカでの配信は5月27日開始です。もうすぐ!

……と聞いたら、居ても立ってもいられないハフポストで働くフレンズのファンたち。オンラインで集まり、作品の思い出や、リユニオンへの期待などを語り合ってみました。

好きなシーンやキャラクターを振り返ると、あの頃の悩みを思い出したり、自分や世間の価値観の変化を感じたり。フレンズ未見の方はもちろん、「昔見たなあ」という方にも、改めてフレンズを見ることをお勧めしたくなりました。

 

<参加者>

井上未雪週1のドラマは1週間が待てず、ためて見てしまう

小西和香 映画やドラマに心揺さぶられやすく、椅子から立てなくなりがち

原野百々恵 参加者で唯一の学生スタッフ。趣味はNetflixの一気見

湊彬子 料理が出てくる番組が好き。今は「ブリティッシュ ベイクオフ」

安田聡子 ネトフリの「積ん読」ならぬ「積ん観」がたまる一方の生活をなんとかしたい

 

『フレンズ』(Friends)とは>

アメリカで1994年から2004年にかけて放送されたテレビドラマ。ニューヨークのコーヒーハウスとアパートを主な舞台とし、6人の「友達」の、友情、恋愛、仕事、ライフスタイルなどを描いた。日本でもWOWOWなどで放送された。

6人の名前は、レイチェル(ジェニファー・アニストン)、モニカ(コートニー・コックス)、フィービー(リサ・クドロー)、ロス(デヴィッド・シュワイマー)、チャンドラー(マシュー・ペリー)、ジョーイ(マット・ルブランク)。

 

※この記事は、過去に放送された番組の内容を含みます。

 

「好きすぎて、最終回だけはまだ見てない」

「フレンズ」のキャストたち

 小西さんと安田さんが「フレンズが好きすぎて最終回を見ていない」と聞いて、びっくりしました。ハフポストだけでも2人もいるということは、そういうファンの方は多いのかもしれませんね。

安田私は、フレンズが終わることを拒否しました(笑)。レイチェルのフランス行き決定までは知ってるんだけど、最後の1話だけ見てない。なので、このドラマは私の中では終わってないです。あの場所がなくなってしまうような気がするからなのかな。

小西 あの場所がなくなってしまうのは受け入れ難いですよね。「ずっと続くと思ってたのに」みたいな気持ちがあって。

私はフィービーが好きだから、「フィービーが結婚する」というのが衝撃的で、シーズン10の途中から見てませんでした。見れば感動するのは分かっていたけど、自分の感情を受け止めきれないと思って。今回の座談会のために、ついに見たら意外と大丈夫でした(笑)。

改めてフレンズを見ると、一番見ていた20代の頃と今では感じ方が違いました。「モニカとチャンドラーが養子縁組を選ぶシーンがあるのがいいな」とか、自分の視点の変化を感じましたね。

 

見直して改めて気が付く、フィービーの魅力

フィービーはしばしば、ギターを弾きながら独特な歌を披露する。定番曲は『Smelly Cat(猫はくちゃい)』

井上 どのキャラも好きなんだけど、見直してみると、フィービーの優しさに改めて気づくのはあるよね。家族を失い、ホームレス生活をするなど苦労を重ねてきたのに、大都会で物質主義にのまれず平和を大切にしている。

20年前に見た時は、「フィービーが出てくると調子崩れるな」なんて思ってたのに(笑)、今はフィービーがすごく愛おしい。

原野 私は、ルームメイトであり親友のチャンドラーとジョーイの二人組の親密さも可愛いなと思ってます。フレンズって「誰が好き」って選びにくくないですか?6人が集まった空気がいいから。

チャンドラー(手前)とジョーイ(奥)は、リクライニング式のソファーでくつろぎながらテレビを見るのが好き

井上 分かる!友達になって、あのアパートに住みたいよね。

 でも、やっぱり「誰が人気」と言うならレイチェルだった気がするな。ファッションや髪型に「おしゃれだな〜」と憧れてました。

小西さんが、フィービーのどこに惹かれたのか、聞きたい!

小西明らかに「みんなと違う」けど、ひょうひょうとして、彼女のペースを守っているのがかっこいい。ベジタリアンは当時の私の周りにいなかったし、知らない世界を教えてくれた人でもある。その「ぶっとんだ人」が自然と輪の中にいるのもよかった。

原野 フィービーが、弟夫婦の代わりに「代理出産」する時、妊娠中に肉が食べたくなってしまって、普段は子どもっぽいジョーイが、「子どもが生まれるまで、自分が肉を食べない。自分の分を食べたらいい」と言った場面ありましたよね。いいシーンだった。

小西 ジョーイ、優しいんだよなあ。

フレンズとの出会い「心細い時期に支えられた」

安田 フィービーといえば、1話に「I wish I could, but I don’t want to」って面白いセリフがあって。ロスから家具の組み立ての手伝いを頼まれた時に、「手伝いたいと思えたらいいんだけど、そうじゃないんだよね」って、最高の断り方だなと思った。

ロス(右)と歩いている時に路上強盗に脅されるも、その人(左)が「ストリート時代の友人」と分かり喜ぶフィービー(中央)。その後、かつてロスを脅した路上強盗が、フィービーだったことも発覚

1話にして、キャラクター、そして脚本の面白さを予見させるセリフだったと思ってる。

私、英語学習がきっかけでフレンズを見始めたの。上京後の2000年ごろ、英語の専門学校に通っていた時、皮肉が効いていて大好きだったイギリス人の先生が「これは最高だ」って、リスニング教材として見せてくれて。あまりに面白くて自分でも見るようになった。

20代の原野さんは、いつフレンズに出会ったの?

原野 私も英語が関係してるんですよ。

親の仕事の関係でルワンダにいた高校時代、友達の家で見せてもらってました。最初は、皮肉の効いたジョークの意味が分からなくて、「楽しくないな」と思ってたんですけど、英語の勉強を頑張ったら分かるようになってきて、「英語の答え合わせ」みたいな感じで、自分でも見るようになりました。「英語が上手くなった」と思えるのが嬉しかった。特に大学受験が終わって入学するまでの時間は、受験が終わった反動で延々と見てました(笑)。

同じくニューヨークが舞台のドラマ「ゴシップガール」とかと比較しても、フレンズは平和なのがいいんですよ。見ると落ち着いて、そのまま寝られる。精神的にも見やすいんですよね。

6人でアメフトをする回。モニカ(左端)は負けず嫌いで、勝負事になるとヒートアップ

井上 ゴシップガールを見たら寝られない、分かるなあ。 

私は心細い時期に支えられた経験がありまして、「フレンズ」と聞くと、心が癒やされたことを思い出すんだよね。

2000〜2002年ごろアメリカに住んでいたんだけど、ニューヨークのスピードについていけなくて心がすさんだ時期に、現地で毎日フレンズが放送されていて。

主題歌『I’ll Be There For You』(ザ・レンブランツ)のイントロが聞こえてくると、ほっとしたんだよね。「君のためにここにいるよ」というメッセージを感じて、「この空間はいつも温かい」って心の癒しだった。

作品の主要な舞台となったコーヒーハウス「セントラルパーク」

小西 私もフレンズに救われた部分がありますね。

昔の自分は、完璧を目指しがちだった。「こうしなければいけない!」と仕事に一生懸命になってしまって、食事も満足にとらず、生活がボロボロになっていたこともあって。

でもフィービーは世間的な「こうしなきゃ」っていう価値観にとらわれてないし、6人はみんな不完全だけど支え合って生きてる。「その人らしく生きられること」が大切だって思うようになりました。

 神経質で完璧主義のモニカが実は失敗ばかりしていて、それを「モニカだなあ」って感じで温かい目で見ているチャンドラーが好き。「愛おしい」って感情は、あの二人の関係から知ったような気がします。

チャンドラーについては、トラウマ的なものと向き合う姿も描かれていましたよね。基本的にはコメディなんだけど、家族のあり方とか、「今の日本」から見ても新鮮だったり、考えさせられたりする部分がありますよね。

伝説のプロポーズの場面。泣けます…

原野 レイチェルがロスとの子どもを妊娠した時、ロスが「結婚するのが正しい」と提案したのに対して、レイチェルが「愛し合っているならね。私たちは愛し合ってないでしょ?」ってさらっと言ってるのは印象的でした。

小西 日本だと、子どもが産まれると「子ども中心に考えるべき」という風潮が強いよね。もちろんそれは重要だけど、大人の「私がどうしたいか」も尊重されているのは大切なことだと思う。

エマの親となったレイチェル(中央)とロス(その右隣)

安田 90年代に、レズビアンカップルが出てくるのも、とても意義のあることだったと思う。ロスが、元妻、その妻の3人で子どもを育てているのは素敵な家族の形だと思う。一方で、登場人物みんなが揶揄されるつくりのドラマとはいえ、レズビアンやゲイを「ジョーク」にしてるシーンは、今となっては見るに耐えない部分もある。

あと、シーズン10が終わる頃には「メインキャストは白人ばかりだね」というのは友達と話していた記憶があるな。

息子のベンを抱くロス(中央)。元妻のキャロル(左)と、その妻スーザン(右)と一緒に育てている

原野 キャストたちもダイバーシティが欠けていた点に言及していますよね。2020年のBBCの記事が興味深かったんですけど、フレンズの製作者の一人は「かつての自分に今の知識があれば、もっと違う判断ができていたのに」と話したそうです。

 

「リユニオン版」に高まる期待と不安。「見ないかも…」な理由

 もしフレンズ本編が今撮られていたら、この製作者とキャストたちなら、今の私たちの価値観を刺激してくれる、時代にあった作品を見せてくれそうですよね。発表されたリユニオン版ゲストを見ると、そういった点も意識しているように感じます。

私はリユニオン版がすごく楽しみなんですよね。6人が集まって、楽しそうにしてるところを見たい。

ロスとモニカの両親、ガンター、ジャニス、リチャードを演じた俳優たちもゲスト一覧に載っていて、みなさんの今の笑顔を見られるのが本当に楽しみです。ああ、早く見たい!

ガンター役のジェームズ・マイケル・タイラー(左)、ジャニス役のマギー・ウィーラー(中央)。モニカと交際するリチャードを演じたトム・セレック(右端の写真)

井上 私は、見るのがちょっと怖いんだよね。

あのドラマは、「社会に出て、家庭を持って」となる前の年代、学生の延長の「あの瞬間の輝き」みたいなものを描いてる。だから、あれは一瞬の話だと私は思っていて、「続き」を見るのが怖い。あの雰囲気をもう一度のぞいてみたい気もするけど…見ないかもしれない。

原野 怖い気持ちが大きいです。どんな内容か分からないですけど、「その後」が演じられていて、それが思わぬ内容だったら嫌だなってのがあります。キャストの仲が良いと思うので、みんなでワイワイしてる雰囲気が見られれば、それでいいです。

小西 私は逆で、キャストがキャラクターとしてではなく、俳優として語り合ってるのを見るの苦手なんですよね。でもゲストがすごく豪華なのもあって、どんな内容になるかはすごく気になる!

安田私は、めちゃくちゃ楽しみにしてる!最終エピソードを見た上で、臨みますよ。ついに最後の1話を見ます(笑)。

コロナが落ち着いたら、大きなマグカップにたっぷり飲み物をいれて、みんなでフレンズを見る会をやりましょうね。

小西 最高すぎる。ピザのデリバリーも頼みましょう!

<フレンズ本編は、NetflixやHuluなどでも配信されています>

(編集:湊彬子 @minato_a1 ・ハフポスト日本版)

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Source: ハフィントンポスト
いま振り返りたい『フレンズ』の魅力。再会SP前に愛を語り合いました【記者座談会】

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