Twitterは20日、新たな認証申請プロセスによる認証済みバッジ(Verified badge)のリクエスト受付を再開しました。これにより政府関係者やジャーナリスト、スポーツ選手や有名活動家など、条件を満たした個人ユーザーが認証済みバッジを申請して取得できるようになる見通しです。
名前の後につくブルーの検証済みバッジは、そのアカウントが名前通りの本人かどうかをTwitterが確認した(Verified)ことを示すしくみです。以前は有名人やブランドのなりすまし被害などを防ぐために広く申請が受け付けられていましたが、Twitter上でヘイトスピーチや暴力の扇動、脅迫などが蔓延っていたなかで、Twitterが「認証」したことがまるで不適切な発言までお墨付きを与えていると誤解を招くとの声が上がっていました。
こうした批判に対してTwitterは、発言の内容や価値についても運営側が認めたような誤解が拡散したことを認めて謝罪し、Twitterのルールに違反したアカウントからバッジを取り上げ、「一時的に」認証プログラムの申請受付を停止。それが2017年のことであり、3年半ぶりに再開にこぎ着けたしだいです。
さて新たな認証プログラムのもと、バッジを申請できるユーザーは以下の6つのカテゴリーのいずれかに限られます
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政府
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企業、ブランド、組織
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報道機関、ジャーナリスト
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エンターテインメント
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スポーツ、ゲーム
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活動家、主催者、その他の有識者
申請が成立するためにはカテゴリー別に定められている資格基準に加えて、プロフィール名、プロフィール画像、確認済みメールアドレス、電話番号が登録されている完全なアカウントである必要があります。また過去6か月以内に使われたアクティブなアカウントであり、Twitterルールを順守した記録が残っていることも必須となります。
こうした申請は今後週間のうちに、すべてのTwitterユーザーは[設定とプライバシー]タブから直接に行えるようになるとのことです。徐々にアップデートが適用され(いわゆるロールアウト方式)「アカウント」設定内に新たな認証申請フォームが直接表示されるようになると予告されています。
認証されてもされなくても、申請後1~4週間以内にメールで審査結果が通知されると述べられています。承認された場合は、プロフィールに自動的にブルーのバッジが表示されることに。審査に不服がある場合はメールを受け取ってから30日が経過してから再度申請してくださいとのことで、申請の連打はできないもようです。
Twitterは現在のカテゴリーだけでは認証すべき全てのユーザーに対応できないとして、科学者、学者、宗教指導者などのカテゴリーを追加する予定だとも述べています。ほか自動投稿するボットアカウントにつき「継続的な調査」を行って識別を始めた後、追悼アカウントも明示する予定とのこと。故人を偲ぶために必要が訴えられてきたことに、ようやく耳を傾けた模様です。
紛らわしいなりすましアカウントが駆逐されれば喜ばしいことですが、認証を受けるアカウントの範囲が広がれば、それらがヘイトスピーチや不正確な情報ないしデマの発信を行えばすぐに運営が対処することがいっそう望まれるかもしれません。
Source:Twitter
(2021年5月21日Engadget 日本版「Twitter、認証バッジ申請プログラムを再開。まず政府関係者やジャーナリスト等から」より転載)
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Source: ハフィントンポスト
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