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日産、「フェアレディZ」のレース仕様車を発売してブランドイメージ回復へ

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1: 2021/05/05(水) 17:39:12.64 ID:agp2A5q00● BE:123322212-PLT(14121)

 日産自動車は、世界で人気のアマチュアレース「GT4」向けに、新型スポーツカー「フェアレディZ」のレース仕様車を投入する。
自動車業界では電動車などの環境対応や自動運転といった先端技術での競争が加速する中、ブランド力向上や、市場の裾野を広げるため、
レースを通じて運転の楽しみをアピールする狙いだ。

 今年中に発売予定の新型フェアレディZのレース仕様車を開発し、2023年のシーズンに向けて販売する計画だ。
専門のエンジニアによる改造や、補修なども含めたサービスも提供する。

 GT4は、市販のスポーツカーを改造したレースカーで速さを競う「GTカーレース」の規定の一つで、主にアマチュアレーサーが参加し、特に欧米で人気を集める。
ドイツの「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」などが有名だ。

 トヨタ自動車もGT4向けにスポーツカー「スープラ」の改造車を販売している。独BMWやアウディといった欧米メーカーも近年、GT4向けのレース仕様車を投入している。

 フェアレディZは日産を代表するスポーツカーで、1969年に発売された初代モデルは米国のアマチュアレースで活躍し、日産を世界的なメーカーに押し上げる原動力になった。

 自動車メーカーにとって、過酷な条件で速さや燃費を競うモータースポーツはエンジン開発や技術者の育成の場となってきた。
現在は、環境対応などに資金が必要となり、巨額の費用がかかるモータースポーツから撤退する動きも相次いでいる。

 ただ、日産は、市販車を改造したレースカーなら投資を抑えられ、消費者にも身近に感じてもらいやすいと判断した。
ブランドイメージを回復させ、市販車の販売につなげたい考えだ。

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20210504-OYT1T50143/
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Source: 車速報
日産、「フェアレディZ」のレース仕様車を発売してブランドイメージ回復へ

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