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町の交通をかき乱した米の「いたずら豚」を10人がかりで捕獲。その可愛さに「犬だったら飼いたい」

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アメリカ・コロラド州オーロラ市で、交通を混乱させ、器物を損壊させるなどの行為に及んでいた大型のいたずら豚が捕獲された。

市広報のマイケル・ブラネン氏によると、「豚が交通を妨げている」という通報が最初に市に寄せられたのは9月24日だった。

この時、豚は捉えようとした動物サービス局の職員をかわして逃走。

その後数日間にわたり、市には「豚が道路の近くを歩き回っている」「地面を掘り返している」という内容の通報が寄せられることになった。

さらに、豚はある時点から首に投げ縄をぶら下げるようになった。

投げ縄は、誰か捕まえようして失敗した形跡だと思われるが、誰なのかはわかっていない。ブラネン氏は動物サービス局ではないとハフポストUS版に説明した。

投げ縄をつけて逃走中投げ縄をつけて逃走中

人間の手を逃れ、市の交通をかき乱す行為は、地元テレビ局デンバー7に「数日間にわたる犯罪行為」と報じられている。

しかしその問題児もついにお縄になる日が――。

動物サービス局の5人と公園局の3人、さらに少なくとも2人の職員が9月27日、木製のパネルで作った通路で豚をトレーラーに追い込み、捕獲に成功した。

しかし、問題児は簡単には投降しようとはしなかったようだ。動物サービス局の現場監督オーガスタ・アレン氏は、トレーラーに追い込んだ際、豚は「少々大げさなほど、大きな鳴き声をあげた」と地元紙センチネル・コロラドに語っている。

捕えられた豚はフレッドと名付けられた捕えられた豚はフレッドと名付けられた

捕獲後、豚は「フレッド」と名付けられた。

ブラネン氏によると、フレッドはオーロラ市の動物保護施設で快適な生活を送っており、施設が新たに購入した餌入れのほか、水浴び用の子ども向けプールも与えられた。

メディアでは体重400〜600ポンド(約181〜272キロ)ほどと報じられているものの、保護施設にはフレッドの体重を測れるほど大きな体重計がないため、正確な重さはわかっていない。

動物サービス局職員たちを手こずらせた問題児のフレッドだが、愛らしい性格で今では周りの人たちを魅了しているようだ

アレン氏は「ものすごくフレンドリーです」とCBSコロラドに語っている。

「とても優しい性格で、もし犬だったら私が家に連れて帰っていました」

ブラネン氏によると、これまでのところフレッドの飼い主だと名乗り出る人がおらず、マイクロチップなども見つかっていないため、保護施設が安全で幸せに過ごせる場所を探している。

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。

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オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
町の交通をかき乱した米の「いたずら豚」を10人がかりで捕獲。その可愛さに「犬だったら飼いたい」

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