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近年、国際的評価が高まる日本のワイン。
日本で醸造されるワインには「日本ワイン」と「国内製造ワイン」、2つの呼び方があります。
それぞれどんな定義で、どう違うのか。「日本のワイン」分類や生産量について紹介します。
「日本ワイン」と「国内製造ワイン」の違い
農林水産省によると、国内で流通するワインは国税庁の基準によって(1)日本ワイン(2)国内製造ワイン(3)輸入ワインの3つに区分されています。
基準は次の通り。
日本ワイン:国産ぶどうのみを原料とし、日本で製造されたワイン
国内製造ワイン:海外から輸入した濃縮ぶどう果汁などを使用し、国内で製造されたワインや、ぶどう以外の果実を用いたいわゆるフルーツワイン
日本の「ワイン生産量」1位は?
国税庁が発表した2023年の酒類製造業及び酒類卸売業の概況によると、「国内製造ワイン」を含む全体のワイン生産量1位は神奈川県(2万3379キロリットル)。続いて山梨県(1万1408キロリットル)が2位、長野県(3527キロリットル)3位となっています。
一方で、国産ぶどうのみを原料とする「日本ワイン」の生産量では、1位から順に山梨県(3466キロリットル)、長野県(3049キロリットル)、北海道(2484キロリットル)と、ぶどうの産地がランクインしています。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
日本の「ワイン生産量」1位はどこ?「日本ワイン」と「国内製造ワイン」の違いは?