「iPhone 15 Pro」では、フレームがステンレスからチタンに切り替わることがリークされています。このチタン採用によって本体の重さがどう変わるのかを、テックメディア「9to5Mac」が独自に計算しています。
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チタン初採用の「iPhone 15 Pro」の重さ予測
Appleは長年iPhoneのフレームにステンレスを採用しており、「iPhone 14 Pro」では「医療に使われるレベルの美しいステンレススチール」とアピールしています。
頑丈かつ錆びにくいという特性をもつステンレススチールですが、弱点は重さです。「iPhone 14」と「iPhone 14 Pro」はほぼサイズと形状をしていますが、重さは通常モデルが172gなのに対しProモデルは206gと、大きな差があります。この差には、「iPhone 14」がフレームにアルミニウムを採用しているのに対し、「iPhone 14 Pro」がステンレスを採用していることが影響しています。
しかし「iPhone 15 Pro」ではステンレスの代わりに、初めてチタン製フレームが採用されるという説が濃厚です。チタンはステンレスに近い強度を持ちながらも軽量なことが特徴で、高級時計にも続々採用されている素材です。ただし希少かつ加工が難しいため、ステンレスよりも高コストな素材となっています。
「9to5Mac」はこれについて、チタン製フレーム採用により、「iPhone 15 Pro」がどれほど軽量になるのかを計算しています。以下は、「iPhone 14」シリーズの実際の重さと、予測される「iPhone 15 Pro」の重さです。
- iPhone 14:172g
- iPhone 14 Pro:206g
- iPhone 14 Pro Max:240g
- iPhone 15 Pro:191g
- iPhone 15 Pro Max:221g
「iPhone 14」に比べて「iPhone 15 Pro」が重いことには変わりないものの、「iPhone 14 Pro」と比べるとその差は縮まっています。「iPhone 15 Pro Max」では、「iPhone 14 Pro Max」に比べ約20gも軽量化していることが分かります。
ただしこれはカメラやバッテリーの重さの変化を考慮していないため、実際の重さは異なる可能性があるとのこと。また「iPhone 15 Pro」では値上がりも噂されており、これには高級な金属であるチタンの採用も影響している可能性があります。
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「iPhone 15 Pro」はチタン初採用で〝重さの変化〟がヤバい