東京などではまだスギ花粉の量が多いものの、最近はヒノキ花粉が少しづつ飛び始めており、移行期間に入ってきています。
関東のヒノキ花粉は4月中旬にかけてピークに
九州北部などからヒノキ花粉のシーズンに入っており、関東や西日本の太平洋側のエリアではまだスギ花粉の飛散が多いものの、少しずつヒノキ花粉の飛散も始まっているようです。
今後、関東などでは3月下旬頃にかけて、まだスギの飛散の飛散が多い状態が続きますが、まもなくピークを越える見込みです。一方で、最近はヒノキ花粉を観測し始めており、ヒノキ花粉の飛散は4月中旬にかけてピークを迎える予想です。
また、山梨、静岡、三重、和歌山、愛媛、徳島、高知、宮崎、鹿児島でもヒノキ花粉が飛び始めていて、スギからヒノキ花粉への移行期間となっています。スギだけでなく、ヒノキ花粉に敏感な方は、しっかりと対策をしてお過ごしください。
各地のスギとヒノキ花粉のピーク予想
<スギ花粉>
西日本や東日本では、大量飛散になっているところもあり、関東や近畿などスギ花粉のピークは3月下旬にかけて続く見込みです。北陸や東北南部では4月上旬にかけてスギ花粉の飛散ピークを迎える見込みです。
<ヒノキ花粉>
九州はすでにスギ花粉の飛散シーズンとなっており、3月後半になるとほかの地域でもスギ花粉は徐々にピークを越えて、西日本からヒノキ花粉の飛散が増えてきます。
3月下旬から4月中旬にかけて西日本や東日本を中心にヒノキ花粉の飛散ピークを迎える見込みです。気温が高めに推移すると予想よりもピークが早まる可能性があるため、ヒノキ花粉に敏感な方はご注意ください。
<シラカバ花粉>
シラカバ花粉が飛散する北海道は、道南・道央ではゴールデンウィーク前後、道北・道東では5月中旬に飛散ピークを迎える予想です。
各地で桜の開花が進み、これからお花見シーズンを迎えます。花粉症のみなさんにとっては、お花見の時にも対策が必要となるため、日々の飛散予報を確認して、花粉対策にお役立てください。
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東京もスギ花粉からヒノキ花粉に移行中。飛散のピークはいつ?花粉症の人にとってはつらい季節