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東京・新宿区は2月28日、明治神宮外苑の再開発に伴う約3000本もの低木(3メートル未満の樹木)の伐採を許可した。
伐採の申請が許可されたのは、神宮第二球場と建国記念文庫の森の周辺にある低木だ。
高中木(3メートル以上の樹木)71本と合わせると、このエリアで伐採・移植される樹木の数は3000本を超える。
反対の抗議活動が起きていた
三井不動産などの事業者は2月17日に、神宮第二球場と建国記念文庫の森の周辺にある低木について、樹木伐採・移植の許可申請を新宿区に提出した。
この申請について新宿区は、大きな問題がなければ通常1週間〜10日ほどで認可されると説明していた。
しかし、大量の樹木伐採を伴う神宮外苑の再開発には多くの人々が反対しており、オンライン署名の賛同者は11万7000人を超える。
さらに、3000本の樹木伐採が判明した後、新宿区役所前では反対のスタンディングアクションが行われ、SNSでも「#新宿区は3000本の樹木伐採を許可するな」 「#吉住区長は伐採しない英断を」などのハッシュタグを使った抗議活動が起きていた。
しかし、こういった声が聞き入れられることなく、申請は許可された。
また、今回承認された許可申請は一部エリアだけであるため、再開発全体での伐採数は、3000本よりはるかに多くなると見られている。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
新宿区、神宮外苑の3000本の樹木伐採を許可。反対の声は聞き入れられず