黄色い縁の眼鏡がトレードマークの、落語家でタレントの笑福亭笑瓶(しょうふくてい・しょうへい)さんが2月22日午前、急性大動脈解離のため死去したとNHKなどが報じました。66歳でした。
所属する太田プロの公式サイトなどによると、笑瓶さんは1980年に大阪芸大芸術学部文芸学科卒業後、笑福亭鶴瓶さんに弟子入り。付人としてタレント修行を開始しました。
1987年に東京に拠点を移した後、『鶴ちゃんのプッツン5』や『ものまね王座決定戦』などのバラエティ番組に出演。アントン・ウィッキーさんのモノマネやアニメ『魔法使いサリー』のよしこちゃんのものまねで人気が全国区になりました。
その後も『噂の!東京マガジン』 や『大阪ほんわかテレビ』でレギュラーを務めたり、NHKの連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』に出演したりするなど、幅広い活躍をしていました。
突然の悲報に芸能界から動揺と追悼のコメントが上がっています。
◆松本人志さん「そんなアホな」
お笑い芸人の松本人志さんは突然の訃報に、「笑瓶さんにおかれましては“そんなアホな”しか言葉がありません」とツイート。「ご冥福をお祈りいたします」と哀悼の意を表しました。
笑瓶さんにおかれましては“そんなアホな”
しか言葉がありません。ご冥福をお祈りいたします。
— 松本人志 (@matsu_bouzu) February 22, 2023
◆ノンスタ・井上裕介さん「何がなんだか心がぐちゃぐちゃ」
『大阪ほんわかテレビ』で長年笑瓶さんと共演していた、お笑いコンビNON STYLEの井上裕介さんは、ツイッターで「正直、驚き過ぎて何がなんだか心がぐちゃぐちゃ。」とコメント。
「具体的な詳細が分からないけど、ただただショック。面白くて優しくて温かい笑瓶さんに、もう会えないのかと思うと本当に悲しくて寂しい。心よりご冥福をお祈りいたします。」と追悼しました。
ほんわかTVで、長年ご一緒させていただいてた、笑瓶さんのまさかの訃報。
正直、驚き過ぎて何がなんだか心がぐちゃぐちゃ。
具体的な詳細が分からないけど、ただただショック。
面白くて優しくて温かい笑瓶さんに、もう会えないのかと思うと本当に悲しくて寂しい。
心よりご冥福をお祈りいたします。— NONSTYLE井上(ノンスタイル ) (@inoueyusuke) February 22, 2023
◆大竹まことさん「笑瓶ちゃんが死んじゃって、なんか、やっぱ、寂しいなあ」
タレントの大竹まことさんは、文化放送『大竹まこと ゴールデンラジオ!』の生放送内で、“盟友”笑瓶さんの突然の訃報に 「笑瓶ちゃんが死んじゃって、なんか、やっぱ、寂しいなあ」とコメント。
「もうね、まだ66歳?笑瓶とは楽しい思い出だらけでね。ここで言えることも言えないことも含めてね。ゴルフもよく行って、腕は同じくらいか、僕がちょっと上くらいだけど。九州のゴルフ場に、(ガダルカナル)タカと俺と笑瓶と行って。それ以外も(中略)一番忙しい時に一番遊んだ仲間だよね。大阪から東京にでてきてはじめてやったレギュラー(番組)が俺と一緒だったんだよ。もう飲んだり遊んだり、いろんなことしてたね。いやー、まいったなぁ。」(大竹まことさん)
◆つるの剛士さん「笑瓶さんの言葉、ずっと忘れてません」
タレントのつるの剛士さんはツイートで、新人時代に笑瓶さんが「リレー選手とハードル選手の走りが違うように人には向き不向きがあんねん。だからつるのは頑張っとった。今回は場所が合わんかっただけや」という言葉をかけてくれたと明かしました。
「昔、新人だった僕が”噂の東京マガジン″で上手くいかずに降板して落ち込んでいた時に笑瓶さんが飲みに連れて行ってくれた時の言葉、ずっと忘れてません」(つるの剛士さん)
「リレー選手とハードル選手の走りが違うように人には向き不向きがあんねん。だからつるのは頑張っとった。今回は場所が合わんかっただけや。」
昔、新人だった僕が"噂の東京マガジン''で上手くいかずに降板して落ち込んでいた時に笑瓶さんが飲みに連れて行ってくれた時の言葉、ずっと忘れてません。— つるの剛士 (@takeshi_tsuruno) February 22, 2023
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笑福亭笑瓶さん死去を悼む声。松本人志さん「そんなアホな」、ノンスタ井上さん「心がぐちゃぐちゃ」