未訪問なのは日本のみとなった。日本は今年のG7議長国として5月に広島で首脳会議(サミット)を開き
ロシアのウクライナ侵攻を巡る議論をリードする立場。政府は表面上、平静を保っているが、焦りの声も漏れる。
「米国がウクライナへの連帯を示す動きとして敬意を表する」。一夜明けた21日、松野博一官房長官は
記者会見でこう語った。外務省幹部も「メッセージとしては非常に大きい。英仏独の首脳が行くのとはまた意味が違う」と評価した。
米ホワイトハウスはバイデン氏が20~22日にウクライナの隣国ポーランドを訪問する日程を事前発表していた。
日本政府関係者は「ウクライナに行くのではないかという話は上がっていた」と語るが、首相周辺は「報道で初めて知った」と明かした。
電撃訪問のタイミングには政府内から困惑の声が上がっている。
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毎日新聞 2023/2/21 17:40(最終更新 2/21 17:40) 有料記事 969文字
https://mainichi.jp/articles/20230221/k00/00m/030/148000c
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