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北欧から学ぶ。寒くても心地良く生きるための4つの習慣

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冬はクリスマスや正月で盛り上がり、楽しいシーズンでもあるが、寒さに関して言えば辛い季節でもある。日も短くなり、気持ちも落ち込みやすくなる。

しかし、冬が長いことで知られる北欧諸国の多くは「世界幸福度ランキング」の上位常連国でもある。

まだまだ寒い日が続く今、北欧の人々の幸せの秘訣を私たちの生活に取り込んでみるのはどうだろうか。

幸いにも、それはみんなが思うよりずっと簡単なことだ。

ウェルビーイング・エキスパートのAlly Fekaikiさんが、憂鬱な日でも幸せで健康にいられるために、今すぐ日常生活に取り入れるべき北欧のウェルネス習慣を4つ紹介してくれた。

1. Kos(コス)

ノルウェー語で、「居心地の良さ」「くつろぎ」「平凡な幸せ」などを意味する概念のこと。

居心地の良さと言うと、キャンドルやブランケットなどがある空間を想像するかもしれない。しかしコスはそうした物質的なものだけでなく、日常的なすべての瞬間にぬくもりを見出すことを意味する。だから、友人とのおしゃべりさえもコスになる。

つまり、日常にコスを取り組むのはとても簡単なことなのだ。見知らぬ人に微笑みかけることであれ、ベッドで本を読むことであれ、自分にあったコスを習慣づけることで、憂鬱な日にも温かい気持ちになれるはずだ。

2. Fika(フィーカ):

スウェーデン語で、「コーヒーとケーキで一息つく」という意味。中でもコーヒーとシナモンロールの組み合わせがおすすめのようだ。

北欧の人々にとってフィーカは、小さなことに喜びを見出し、自分だけの静かな時間を味わうこと。平日の朝にどんなに忙しく落ち込んでいても、常にフィーカの時間を作ることで日常に「楽しみ」を持つことができる。その時は、スマホなど気が散るものは全て手放し、一度立ち止まって今を楽しむのだ。

フィーカはスウェーデン人の幸せの秘訣だフィーカはスウェーデン人の幸せの秘訣だ

3. Lagom(ラーゴム):

スウェーデン語で、「多くも少なくもない」「ちょうどいい量」を指す。

寒く日の短い季節には、予定を立てるのが億劫になる。特に在宅ワークの場合、仕事するデスクでランチを食べ、時間の感覚を忘れて夜遅くまで働いてしまいがちだ。しかしこれでは、健康的なワークライフバランスを実現することは難しい。

ラーゴムの「ちょうどいい量」という習慣は、人生のあらゆる場面で使うことができる。中でも、冬に働きすぎる人には特に役に立つかもしれない。

ラーゴムを受け入れ、より健康的なワークライフバランスを築くためには、設定した就労時間を守ることから始めると良いだろう。これは働き過ぎを防ぎ、朝や夜に仕事以外のことを楽しむ時間を作るのに効果的だ。

4. Friluftsliv(フリルスフリス):

ノルウェー語で、「野外暮らし」「気ままなアウトドアライフ」という意味。

外に出て、新鮮な空気を吸い散歩をするのが体に良いと分かっていても、寒い季節にはなかなか気が進まないもの。そんな時は、北欧流マインドを取り入れると良いだろう。

フリルスフリスは、野外で得られるメンタル・スピリチュアル的な幸福感のこと。ノルウェーで山登りをしても、近所の公園で木々の移り変わりをただ楽しむだけでもいい。今この瞬間を味わい自然とつながることで、誰もがフリルフリスを取り入れることができる。これにより、野外を散歩する時の気持ちに変化が生まれるかもしれない。

次の散歩は、「やらなくてはいけない運動」ではなく、日常の喧騒から離れ、自分の周りの世界を楽しむチャンスだと思えば、コートを着て外に出るのが少しだけ楽になるはずだ。

ハフポストUK版の記事を翻訳・編集しました。

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北欧から学ぶ。寒くても心地良く生きるための4つの習慣

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