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30代でCEOスティーブ・ジョブズが経験した「成功と挫折」から現代のビジネスパーソンが学ぶべきこと

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iPhoneやMacシリーズを生み出したApple創業者のスティーブ・ジョブズ。彼は多くの輝かしい偉業で有名ですが、30代は大きな苦難に差し掛かった時期でもありました。



*Category:テクノロジー Technology|*Source:Steve Jobs(Wikipedia.en) ,NexXT(Wikipedia.en) ,Macintosh(Wikipedia.en) ,Pixar(Wikipedia.jp) ,Cult Of Mac

30代のジョブズの偉業と失敗【1】:「Macintosh」で成功を収めるも、Appleから追い出される


現在の「Mac」シリーズの元祖である「Macintosh」は、ジョブズが生み出した代表的な製品の1つです。初代「Macintosh」が発売されたのは1984年1月24日、ジョブズが28歳のころでした。

「Macintosh」は1979年ごろから開発が始まり、最終的にはジョブズ自身がその陣頭を取っていました。その特徴は直感的なインタフェースやフォントの美しさなどで、どれもが当時としては斬新なものでした。

スティーブ・ジョブズが「Macintosh」を基調講演で初めて披露した際には、すぐに熱狂的な支持を得ました。単なる「おもちゃ」というレッテルを貼る人もいたものの、当時のライバルだったIBM PCの初年度の販売台数が10万台未満であったのに対し、「Macintosh」は28万台の販売を記録しました。


しかし、この後、ジョブズはAppleの中で失脚し、30歳で自分の会社から追い出されてしまうこととなります。そのきっかけを作ったのが、ジョン・スカリーの引き抜きです。

この「Macintosh」の発売の一年前にジョブズは、ペプシコーラに務めていたスカリーを引き抜き、AppleのCEOに就任させました。このときのジョブズの誘い文句「残りの人生を砂糖水を売ることに費やしたいか、それとも世界を変えるチャンスが欲しいか」というセリフは有名です。


しかし時が経つにつれ、スカリーとジョブズは対立しはじめます。2人の会社に対するビジョンは大きく異なっていました。スカリーはApple IIのようなIBM PCと競合しない路線を歩もうとしていたのに対し、ジョブズはIBM PCに代わるビジネス製品としての「Macintosh」に注力することを望んでいました。

最終的に、1985年5月、スカリーはAppleの再編成を決意し、ジョブズを「Macintosh」のチームから外し「新製品開発」担当にするという計画を取締役会に提案しました。これにより事実上、ジョブズはApple社内で無力となります。

そして、数ヵ月後の1985年9月17日、彼が30歳のとき、ジョブズはApple取締役会に辞表を提出しました。さらに5人のApple上級社員も辞職し、ジョブズの新しいベンチャー企業である「NeXT」に加わります。

オリジナルサイトで読む : AppBank
30代でCEOスティーブ・ジョブズが経験した「成功と挫折」から現代のビジネスパーソンが学ぶべきこと

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