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セカオワSaoriさん、子ども時代の性被害明かす。「身体を大切にする方法を知る機会なかった」

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SEKAI NO OWARIのSaoriさん(2019年撮影)

4人組バンド「SEKAI NO OWARI」のSaoriさんが自身のInstagramで、子ども時代に受けた性被害を明かした

Saoriさんは投稿で、日本の性教育が「遅れている」と指摘。ジェンダーギャップが解消されていない現状にも触れ、「システムから変えていく必要がある」などと考えをつづった。

(※この記事には、性被害の描写が含まれています)

「親に言えなかった」

SaoriさんのInstagramによると、被害に遭ったのは6歳の時。

見知らぬ男性に、「ズボンのチャックを一緒に閉めてくれないか」と声をかけられたという。

幼かったSaoriさんは当時、「人助けだと思って」男性のチャックを閉めたと振り返る。

だが家に帰ると、自分が間違ったことをしたかもしれないと不安になったという。

「怒られるかもしれない、と思って親に言えなかった」

投稿では続けて、日本の性教育は「遅れている」と言及。

「私は子どもの頃、自分の身体を大切にする方法や、自分の身体が感じるものを認めてあげる方法を知る機会がなかった」と訴え、「それは今でもあまり変わっていない」とつづった。

Saoriさんは「教わっていないのだから、分からないことも失敗することもあるだろう。でもその責任を取り、社会から糾弾され、傷付いている女の子たちは多い」として、子どもの性被害の背景に、不十分な性教育の問題があることを指摘した。

世界経済フォーラムによるジェンダーギャップ指数(2021年)で、日本は世界156カ国中120位との結果になった

Saoriさんはこうした日本の男女格差の現状に触れ、「システムから変えていく必要があると思っています」と訴えた。

Saoriさんのように、性教育の大切さを発信する著名人の動きは近年、広がりつつある。

タレントのSHELLYさんは、若い世代に向け、性教育をテーマにした動画をYouTubeチャンネル「SHELLYのお風呂場」で配信している。

タレントのLilicoさんはインタビューで、「性教育を含め、体についての知識は、性別を問わず人生の早い段階でしつこいぐらいに教えた方がいいのではないでしょうか」と提言。

「私たちは自分の体でしか生きられないし、自分の選択に責任を持たなければならない。体への知識は、他人への思いやりにもつながります」と述べている。

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オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
セカオワSaoriさん、子ども時代の性被害明かす。「身体を大切にする方法を知る機会なかった」

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