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アンジェリーナ・ジョリー、ブラッド・ピットとの離婚について「家族の安全が不安だった」と明かす

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俳優で人権活動家のアンジェリーナ・ジョリー氏が、ブラッド・ピット氏との離婚を申請したのは2016年。それから5年経過した現在も、子どもたちの親権を巡る争いが続いている。

9月4日にガーディアンに掲載されたインタビューで、ジョリー氏は「裁判が進行中であるために詳細は話せない」としながらも、ピット氏との結婚生活やその後の裁判で感じてきた気持ちなどを語った。

『白い帽子の女』のプレミア上映会に参加したアンジェリーナ・ジョリー氏とブラッド・ピット氏(2015年11月5日)

家族の安全が心配だった

ジョリー氏はインタビューで、人権保護団体アムネスティ・インターナショナルとの共同執筆した、子どもの権利に関する著書「Know Your Rights and Claim Them(あなたの権利を知って、それを主張して下さい)」について語った。

その中で、ピット氏との結婚生活や子どもたちについて聞かれ、「子どもたちを、父親から離すという決定をする立場に置かれたことは、とてもつらかった」と答えた。

ジョリー氏とピット氏の親権をめぐる裁判の対象になっているのは、6人の子どもたちのうち、未成年の5人。最年長のマドックスさんは、20歳で未成年ではないため親権裁判の対象に含まれていない。

ジョリー氏は「裁判の都合上、自分の主張の詳細について話せない」としたものの、離婚について、子どもたちの安全が危険にさらされていると感じたことはあるか、という質問に対して「はい、家族全員が心配だった」と明かした。

ロサンゼルス国際空港に到着したアンジェリーナ・ジョリー氏とブラッド・ピット氏と子ども達(2014年2月5日)

離婚と長引く親権裁判

ふたりの離婚の直接の原因となったのは、2016年に自家用機の中で、酔っていたピット氏が、当時15歳だったマドックスさんに暴力を振るったことだったと報じられている。

この件はロサンゼルス警察とFBIが捜査をし、ピット氏の暴力行為はなかったと発表した。

ピット氏は、マドックスさんに対して声を荒げたことは認めたものの、暴力は一切振るっていないと主張した。ふたりの離婚は、2019年に成立したが、親権を巡る裁判が続いている。

裁判所は2021年5月に、ピット氏に子どもたちの共同親権を認める判決を言い渡したが、ジョリー氏の弁護団が「裁判を担当していたジョン・オーダーカーク判事は、ピット氏と個人的なつながりがある」と主張して、判事の解任を求めた。

主張は認められ、判事は解任されて判決は無効になったものの、ピット氏はカリフォルニア州の最高裁判所に対して、解任を見直すように求めている。

今求めているもの

2016年から続いている、離婚と親権裁判は、ジョリー氏にとって大きな精神的負担であり、トラウマとなってきた。ジョリー氏は「ある意味、それは10年続いていることです。話せないことがたくさんある」とガーディアンに語った。

その一方で、子ども達に裁判で証言させて欲しいというジョリー氏の希望が裁判所で認められなかったことなど、離婚と親権裁判の経験が子どもたちの権利についての本を書くモチベーションの一つになっているとも明かした。

ジョリー氏が今求めているのは、癒しと平和だという。

「私は家族が癒されて欲しいのです」「そして、子どもたちの父親も含めた私たち全員が前に進みたいと思っています。癒しと平和を望んでいます。私たちは家族であり続けるのだから」と語った。

ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。

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Source: ハフィントンポスト
アンジェリーナ・ジョリー、ブラッド・ピットとの離婚について「家族の安全が不安だった」と明かす

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