テニス選手の大坂なおみさんが10月下旬、自身のインスタグラムを更新し、妊娠・出産に伴う体型の変化や産後の減量への思いを明かした。
大坂さんは2023年7月に第1子を出産したことを公表している。
インスタグラムの投稿では、妊娠中と出産後から現在までの体の変化を撮影した自身の写真をシェア。「正直なところ、この投稿にどんなキャプションをつけたらいいのか分かりません。『1年を通しての体の変化』と言いたかったけど、実は私にとってはそれ以上の意味があるんです」と切り出し、こう続けた。
「今年は、自分の体を本当に恥ずかしく感じた瞬間がありました(例えば、体にフィットしたテニスウェアを着なければならなかった時などlol)」
元の体型にすぐに戻したいという強い衝動に駆られ、他の母親たちが産後すぐに体重を落とすのを見て自分もそうなると期待していたという。
「私はアスリートとして、他の人よりも早く減量すべきだと感じていたので、そうした過去の自分との比較はいつも苦痛でした」
毎日ジムに通っていたので、すぐに減量することは非現実的なことではないと思っていたものの、「ほとんどの週は前の週と同じような感じで、一晩で体重が減ることはなく、少しがっかりした」と、当時の心境を吐露した。
思うように体重を落とせない葛藤を経験した大坂さん。「私が今いる場所にたどり着くまでの道のりは、間違いなく旅であり、今も受け入れている冒険です」と記し、こう続けた。
「体はみんなそれぞれ違っていて、私はこの体に感謝しています。この体は私のために多くのことをしてくれたし、私が求めている仕事にもうまく適応してくれているのです。心から感謝しています」
大坂さんは、この投稿を書いているうちに、『私の体の1年間の旅に感謝し、これから数年間のあなたの能力をもっと知ることが楽しみです』という「スーパー長いタイトル」を思いついた、ともつづった。
出産前後の体の変化に対する葛藤を告白し、その「旅」をポジティブに受け止める大坂さんの投稿に、反響が広がっている。
「なおみ、あなたは最高。心の内をオープンにしてくれてありがとう」「このエピソードをシェアするあなたはとても強いです。スポーツ選手として、そして母親としてのあなたの旅に伴走できることが楽しみ」「自分の体に感謝することを思い出させてもらいました」などのコメントが寄せられている。
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大坂なおみ選手、産後の体型「本当に恥ずかしく感じた」。減量の葛藤と、体への感謝つづる投稿に反響