久屋大通公園南エリア賑わい創出実行委員会は、名古屋市中区の久屋大通公園「光の広場」および沿道施設において、公園とまちの新しい可能性を発明するイベント「PARK?(パーク)」を、11月2日(土)~11月11日(月)の10日間にわたって開催する。
本イベントは、名古屋市が掲げる久屋大通(南エリア)の再整備に向けた、エリアの使い方や過ごし方を試行する社会実験として、2022年から実施している。
第一弾では、来街者を促進するため、学生向けワークショップ、音楽ライブ、フリーマーケット、アートの設置を実施し、日常的に休憩や飲食ができる心地いい場所へのニーズがあることを発見。第二弾では、「様々な世代が訪れる、平常時の賑わい創出」をテーマに、遊具やストリートピアノ、キッチンカーなどを配置し、老若男女が憩う公園のポテンシャルを再認識した。
第三弾となる今年度は、「アートと音楽」をテーマに、開催場所を公園と歩道に拡大。公園内では、昨年好評を得た芝生や遊具による環境演出や地域のアーティストによるライブ、市民参加型のイベントやワークショップを開催する。沿道では、歩道3か所に「まちなかレストスペース」を設置するほか、周辺の商業・文化施設約10か所と連携したアートスタンプラリーを実施し、栄エリア一体をつなげる。
久屋大通(南エリア)は、週末を中心に大規模なイベントが開催され、公園の賑わい創出に大きな役割を果たしている。一方、イベント開催時以外の平常時においても、日常的に訪れたくなる滞在環境の創出が必要であるとされている。エリアの再整備を見据えた本イベントを通じて、公園と沿道が一体となった久屋大通と栄地区のさらなる魅力向上を目指す。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
公園とまちの新しい可能性を発明するイベント「PARK? ぱーく」が名古屋市で開催