アメリカのバイデン大統領は7月13日、トランプ前大統領が選挙集会中に銃撃されたことを受けて記者会見を開き、「アメリカにはこのような暴力は許されない。もううんざりだ」と訴えた。
「もううんざりだ。これこそ、この国を団結させなければいけない理由の一つだ。こんなことを許してはいけない。こんな風になってはいけない。許されてはいけない」
バイデン大統領は「トランプ氏は政治集会を平和的に開くことができなければならなかった」と強調。
このようなアメリカの政治的暴力は「前代未聞で不適切」であり「すべての人が非難すべきだ」と述べた。
バイデン氏はトランプ氏と連絡を取ろうとしており、詳細がわかり次第発表するとも語った。
バイデン大統領は、会見前に出した声明でも暴力を非難しており、トランプ氏が「無事で元気だと知り、感謝している」と述べた。
オバマ元大統領も「私たちの民主主義に政治的暴力は絶対に許されない」と銃撃を非難している。
銃撃事件の後、トランプ陣営はトランプ氏は無事だと発表した。バトラー郡地方検事によると、犯人と少なくとも一人の観客が死亡した。
警察当局はこの事件を暗殺未遂として捜査しているという。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
トランプ氏銃撃をバイデン大統領が非難「もううんざりだ。許されてはいけない」