離島は日本の未来の縮図?「シマ思考」から日本の「これから」を考える

人口減少や高齢化などの社会課題に直面している現在の日本。そこで未来を考える上でのヒントになるのが、国内に約400島ある離島での暮らしや、離島で暮らす人々の考え方だという。

問題有人離島専門のメディア運営や地域事業を展開してきたNPO法人 離島経済新聞社は11月14日、持続可能な世界を離島からつくることを目指す参加型カンファレンス「未来のシマ共創会議」を、東京ミッドタウン八重洲で開催する。

産官学民の枠を超えて、学びと出会いを創出

未来のシマ共創会議

本イベントでは、産官学民の枠を超えて集う一般参加者と共に、事前勉強会、カンファレンス、ワークショップ、懇親会を通じて、真に持続可能な世界を離島からつくる「学び」と「出会い」を創出する。

8月下旬からは全10回のオンライン勉強会がスタートし、離島地域が抱える課題や未来への可能性、産官学民のソリューションやアイデアを事前に学ぶことができるという。

また、本イベントには『世界がかわるシマ思考-離島に学ぶ、生きるすべ』に登場する離島地域のキーマンや有識者も登壇。日本社会が直面する人口の減少や高齢化、さらに地球沸騰化の課題を乗り越えるためのアイデアを、「離島」を舞台に思考し、具体的な手法を共に導きだしていく。総勢約30人のゲスト陣は第2弾・第3弾リリースにて順次発表される予定だ。

なぜ離島は「日本の未来の縮図」なのか

国内に約400島ある有人離島は「日本の未来の縮図」とも呼ばれている。日本の総人口が減少しはじめた2008年よりも半世紀早い1950年代、多くの島々で人口の減少が進み、人口規模がピーク時の10分の1になった島も少なくないという。

そのような中でも、注目すべきは過去半世紀にわたって一定の人口を維持し続ける島もあることだ。これらの島々での暮らしや、島に暮らす人々の考え方を学ぶことで、日本の未来が秘めた可能性も見えてくるかもしれない。離島経済新聞社は「ヒト・モノ・コト・カネ・情報が見えやすい離島は、学びと共創の実践フィールド」になると説明している。

本イベントでは、これらの島々で支え合いながら暮らす人々の考え方を「シマ思考」と題し、そこから学ぶべき7つのポイントをヒントに、日本全体の持続可能性について考える。

カンファレンスとワークショップでは、「日本の未来の縮図」である離島を「持続可能な未来をつくる共創フィールド」として位置付け、離島地域のキーマンや行政担当者、島内外の企業、関係省庁、教育機関、NPO、イノベーターなど一般参加者が、共に学びを深める。

また、真に持続可能な未来へ向かうための実践や取り組みを、離島地域より公募・表彰する「未来のシマ共創アワード」も同時開催される。

【イベント概要】

・会期

本番 2024年11月14日(木)10-18時、18時-20時はアフターパーティ

事前勉強会 8月下旬より毎週木曜日に全10回開催(アーカイブ視聴可)

・場所

東京ミッドタウン八重洲カンファレンス 5階(東京駅直結)

・人数

300名(現地参加)、200名(オンライン視聴)

・参加費

本番チケット 8000円/早割7000円(事前勉強会全10回分の参加・アーカイブ視聴付き)

オンライン視聴チケット:4000円/早割3000円 (事前勉強会全10回分の参加・アーカイブ視聴付き)

※学生割引、離島住民割引有り
※6月中旬よりリトケイ島サポーター限定先行販売開始。一般販売は7月1日開始

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