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【カンヌ映画祭】次のストーリーテラーは誰?ドナ・ラングレーが「ウーマン・イン・モーション」アワードを受賞

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ケリングケリング

グッチやサンローラン、バレンシアガなどのブランドを傘下に持つグローバル・ラグジュアリー・グループ「ケリング」は、女性に対するコミットメントや取り組みを、グループの優先事項の中心に据えている。

2015年に発足した「ウーマン・イン・モーション」では、カンヌ国際映画祭にてカメラの前と後ろで活躍する女性たちに光を当てており、プロジェクトを通して女性を取り巻く環境に対する考えを深め、あらゆる文化・芸術分野における女性の貢献をより高く評価する場を提供してきた。

優美で創造的な作品を生み出す芸術や文化の世界だが、依然として男女間の不平等が顕著なことでも知られている。そういった中で「ウーマン・イン・モーション」アワードでは、インスピレーションを与えた人物や新たな女性の才能を表彰してきた。

また、トークイベントやポッドキャストでは、著名人がそれぞれの職業における女性の立場について意見を交換する機会を提供しており、業界の垣根を超えたエンパワーメントや連帯にも注力している。

次のストーリーテラーは誰?

(左から)フランソワ゠アンリ・ピノー、アマンダ・ネル・ユー、デイム・ドナ・ラングレー、イリス・ノブロック、ティエリー・フレモー(左から)フランソワ゠アンリ・ピノー、アマンダ・ネル・ユー、デイム・ドナ・ラングレー、イリス・ノブロック、ティエリー・フレモー

ケリングの会長兼CEOであるフランソワ゠アンリ・ピノーとカンヌ映画祭会長のイリス・ノブロック、カンヌ映画祭総代表のティエリー・フレモーは、5月19日にカンヌで「ウーマン・イン・モーション」オフィシャル・ディナーを開催。映画祭の審査員長を務めたグレタ・ガーウィグや、是枝裕和監督ら審査員をはじめ、豪華な面々が出席した。

ディナーでは、2024年「ウーマン・イン・モーション」アワードをNBCユニバーサル・スタジオ・グループ会長兼チーフ・コンテンツ・オフィサーのデイム・ドナ・ラングレーに授与した。また、「ウーマン・イン・モーション」ヤング・タレント・アワードはマレーシア出身の映画監督、アマンダ・ネル・ユーに贈られた。

ラングレーは受賞への感謝と共に「この名誉ある賞をいただいたからといって、現状に満足はできません。しかし、私たちの業績に値するプライドは持つとしましょう。こういったことを鮮明にしておくことはとても大切ですから」と語った。さらに「次に何が起きるのか、とても楽しみにしています。次のストーリーテラーは誰になるのでしょう?どんな素晴らしい物語が語られるのでしょう?」と未来に期待を寄せた。

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【カンヌ映画祭】次のストーリーテラーは誰?ドナ・ラングレーが「ウーマン・イン・モーション」アワードを受賞

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