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企業向け福利厚生サービス「CLINIC FOR WORK」を提供する「クリニックフォアグループ」は3月7日、花粉症に関する調査結果を公表した。
約9割の回答者が「仕事の業務パフォーマンス低下につながる」と回答した一方、「花粉症対策が行われている」職場は1割にとどまったという。
国民病とも言われる花粉症。
政府広報オンラインによると、日本国民の3人に1人がスギ花粉症にかかっており、花粉症による生産性の低下で1日当たり2215億円の経済的損失を招くという試算もある。
調査は1月31日と2月1日の2日間、花粉症を患う471人を対象にインターネット上で実施した。
まず、「花粉症が仕事のパフォーマンス低下に繋がると感じるか」という質問については、89%が「感じる」と回答した。
一方、「職場で何かしらの花粉症対策を行っているか」という質問に「行っていない」「個人で対策を行っている」と回答したのは計83%に上り、「職場が従業員のために行っている」と回答した層は13%にとどまった。
個人で行っている対策で最も多かったのは、「薬の服用」(78%)。「マスクの着用」(71%)、「メガネの着用」(23%)、「入室前に手で払い落とす」(18%)と続いた。
また、職場で導入されている花粉症対策では、「空気清浄機の導入」(68%)や「マスクの配布」(58%)が目立ち、「花粉症治療(診察代・お薬代)」(17%)は「その他」を除いて最も少なかった。
このほか、職場で従業員のための花粉症対策が行われていると答えた人の93%が「職場への満足度が上がった」と回答したことも明らかになった。
逆に、職場で花粉症対策が行われていないと回答した層(411人)に要望を聞いたところ、「花粉症対策を行ってほしい」と答えた層は74%に上った。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
職場の「花粉症」対策、どれくらいが実施?診察・薬代を出す企業も【調査結果】