今が旬の温州みかん。食べやすさや手頃さ、ビタミンCなどの栄養が手軽に補給できることから、人気がある冬の果物の代表格です。
このみかん、皆さんはどうやってむいているのでしょうか。昨年ウェザーニュースで実施したアンケートでは、70%の方がヘタの反対側(お尻側)からむくと回答しました。
この結果に対し、「温州みかんはお尻側からよりもむきやすくなったり、ユニークで子どもでも楽しめるむき方があります」と野菜ソムリエプロの吉田謹子さんはいいます。
さっそくむき方を教えてもらいましょう。
「お尻側からむくと、むきやすいやすいのがメリットですが、白い繊維状の部分(アルペド)が残りやすくなります。
一方、ヘタの周りに爪を立てて穴を開けてむくと、実の中心の白く固い部分が取れやすくなり、アルペドも皮と一緒に付いていくので房にあまり残りません」(吉田さん)
「JAありだによると、有田地域ではほぼ100%の人が有田むきをしているそうです。
むき方ですが、みかんをお尻側から半分に割り、それぞれをさらに半分ずつに割って4分割し、そのまま2、3房ずつ取り出します。素早くむけて手も汚れにくいのがメリットです。小粒のみかんにむいているむき方といえます」(吉田さん)
「ヘタ側とお尻側の皮をそれぞれ丸く切り取り、皮をベルト状に残します。それからベルトの1ヵ所を切って房をはがしていくと、皮のベルトに房が1つずつかわいく並びます」(吉田さん)
「みかんを持ち、皮と房を剥がすように何度かもみます。皮が剥がれた感じがしたら、ヘタを残すようにお尻側から皮の外周を切っていくとパカッと皮が開いて実を取り出すことができます。
皮を細かくしないのでゴミも出にくく、もむと酸味が減る効果があるため、甘く感じられるメリットもあります」(吉田さん)
温州みかんは皮が柔らかいので、いろいろなむき方ができます。ぜひ試してみて自分に合ったむき方を見つけて旬の温州みかんを楽しんでみてください。
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