エアコン暖房、「つけっぱなし」がお得って本当?冬の節電に、ダイキン工業の徹底検証が役立つ

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【※この記事は2023年1月8日に配信した内容を再編集したものです】

「エアコンは、こまめに電源を切るよりも、つけっぱなしがお得」

多くの人が、電気代を安くするこんな方法を聞いたことがあるのではないでしょうか。

実際、暖房はどれくらい節電できるのか、空調メーカー・ダイキン工業が実験結果を公開しています。

◆「つけっぱなし」と「こまめ切り」どっちがお得?

実験ではまず、エアコンを24時間「つけっぱなし」と、「30分感覚でオン、オフを繰り返し」で運転した場合で、それぞれの消費電力を計測・比較。

その結果、24時間すべての時間帯で「つけっぱなし」にした方が消費電力量は小さく、電気代が安くなりました。

この結果について、ダイキン工業は「エアコンは設定温度を維持する時よりも、運転を開始した直後の室内温度と設定温度の差が大きい時に電力を多く消費します」と説明。頻繁なエアコンの入り切りは、時に消費電力量を大きくしてしまうことがある、としています。

エアコン「つけっぱなし」と、30分間隔で「こまめに入り切り」、どっちがお得?実証実験の結果

◆「つけっぱなし」と生活に合わせた運転、どっちがお得?

エアコンをこまめに消すよりは、つけっぱなしのほうがお得だということはわかりました。では、24時間つけっぱなしと、1日の想定生活スケジュールに合わせて入り切りした場合で比べると、どうでしょうか。

丸一日つけっぱなしにした場合と、外出時などに運転をオフにした場合の消費電力量を比較しました。

すると、長時間の外出や就寝時は、こまめに電源を入り切りした方がお得だと分かりました。

ただし、ダイキン工業は「想定スケジュールに合わせてこまめに入り切りした方が消費電力量は小さくなりましたが、電源を入り切りする頻度がもう少し増えると、結果が逆転する可能性も十分考えられます」と注意を促しています。

エアコン「つけっぱなし」と、生活スケジュールに合わせて「こまめに入り切り」、どっちがお得?実証実験の結果実証実験の結果

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