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イスラエルが攻撃を再開したパレスチナ・ガザ地区で、1日で100人を超える人々が犠牲になった。
ロイターによると、12月1日に空爆を再開した後、夕方までの死者数は184人に達し、少なくとも589人の負傷したとガザ保健当局が発表した。
イスラエルと武装組織ハマスは11月24日に一時停戦に入った。その後互いに人質を解放する中で、戦闘休止期間は延長されて7日間続いたものの、イスラエル軍は12月1日に「ハマスが戦闘休止合意に違反した」と批判して、ガザに対する攻撃を再開した。
AP通信によると、イスラエル軍は1日午前7時に休戦が終了してからわずか30分後に空爆を発表した。ガザ保健当局は、攻撃再開後の死者の大半は子どもと女性だとしている。
イスラエル軍は10月、ガザ市で大規模な作戦を展開するとして、北部から南部へ退避するよう市民に通告した。
しかし、ガーディアンによると停戦解除後は、南部の街ハンユニスも空爆された。
また、イスラエル軍はガザ市とガザ南部上空で、戦闘を避けて逃げるよう市民に呼びかけるビラを投下。南部の街も「危険な戦闘地域」だと警告したという。
カタールの衛星放送局アルジャジーラの記者は、「人々は『どこに行けばいいのか』と尋ねている」と報じている。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
攻撃再開のガザ、1日で184人が死亡。南部の街も空爆される