日本のプロ野球で通算97勝を挙げた松坂世代の久保康友投手は、現在海外のプロ野球球団を中心に活躍しています。今シーズンからドイツへ戦いの場を移し、所属している地区で最優秀投手に輝くなど、ドイツで野球を広めています。そこで今回は、久保康友投手のこれまでの活躍ぶりと今シーズンの成績だけではなく、ドイツでの野球に対する価値観などを解説していきます。
千葉ロッテマリーンズ、阪神タイガース、横浜DeNAベイスターズで活躍した久保康友投手は、2018年から海外の球団や関西独立リーグで活躍しています。2018年は、アメリカの独立リーグで活躍し、2019年には、メキシコのプロ野球チームに所属。しかし、様々な条件面で不合理が発生し、契約終了。
2020年は、コロナ禍の影響で出国できず、2021年は所属先が決まらなかったものの、2022年に関西独立リーグの兵庫ブレイバーズへ入団するも、1年限りで退団となりました。日本のプロ野球界を離れてからも、精力的に野球を続けている久保康友選手がいくつまで、現役選手として投げ続ける事が出来るのか、今後の活躍が楽しみですね。
これまでに、様々な地域で精力的に野球を続けてきた久保康友投手は、2023シーズンからドイツの野球リーグ1部ハンブルク・スティーラーズへ入団。ドイツに移籍後は、野球の価値観が180度変わったとのこと。これまでの久保康友投手は、野球の上手い下手で判断していたそうです。
しかし、ドイツの選手達は、上手い下手に関わらず、野球に取り組む姿勢が凄く、考え方が大きく変化したとのこと。また、収入は低いものの、楽しく野球できる点は、高く評価しています。久保康友投手が、ドイツで残した功績が、今後どのように普及していくのか、今後の動向に注目していきましょう。
43歳で迎えた今シーズンは、ドイツのブンデスリーガのハンブルク・スティーラーズに入団。レギュラーシーズンで、15試合に先発登板し122イニングを投げ抜き、地区トップの104奪三振・防御率1.62を記録し、週間最優秀選手賞を2度受賞する好成績を残しました。
また、被安打94・四死球17とシーズンを通して、かなり安定したピッチングを披露。そして、高評価を得た久保康友投手は、ブンデスリーガ北地区の年間最優秀投手に選出されました。43歳ながらタイトルを獲得した久保康友投手は、まだまだ活躍できる選手です。果たして、来シーズン以降どんな活躍を見せてくれるのか、注目していきましょう。
久保康友投手は、常に野球に対して、まっすぐな愛を持って取り組んでいた結果、周りに手本を示す選手となりました。ドイツのブンデスリーガでは、その結果が最優秀投手賞の受賞です。久保康友投手が、しっかりと結果を出す事で、ドイツの野球は徐々に発展を見せていきます。
久保康友投手は、自分がプレーした証を次世代に引き継いでいき、10年後・20年後の結果に繋がっていけば、嬉しいとのこと。もしかしたら、久保康友投手の活躍を見た、ドイツの少年が20年後NPBの助っ人選手として、入団するかもしれませんね。これから、ドイツの野球リーグがどのような形で成長していくのか、楽しみです。
ドイツ国内での野球の立ち位置は、競技人口が少なく、超マイナースポーツです。その為、練習場の確保やお金の負担が大きい為、ドイツは、野球に適する環境ではないとのこと。ドイツの野球選手は、片道1時間半かけて練習場へ通ったり、雀の涙ほどの報酬で野球を続けていたりと、全ての情熱を野球に注いでいます。
その情熱が、ドイツ人の才能を上達させているとのこと。ここまでプライベートを犠牲にして野球に取り組んでいるドイツ人は、心から好きな人が多いのかもしれません。この好きという気持ちを武器に、野球の上達に取り組んでいた結果、将来野球大国へと成長しているでしょう。果たして、ドイツはこれから野球人口が増え、野球強豪国としての道のりを歩むことができるのか、注目していきましょう。
今回は、日本球界だけではなく、海外の独立リーグや各国のプロ野球選手として活躍している久保康友投手について、解説しました。今シーズンからドイツのブンデスリーガ1部ハンブルク・スティーラーズで先発投手として活躍。
43歳ながら、ブンデスリーガ北地区トップの奪三振数や防御率を記録し、最優秀投手賞を受賞する活躍を見せてくれました。果たして、久保康友投手は、来シーズン以降どこの国の球団で活躍した姿を見られるのか、今から楽しみです。
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