合わせて読みたい>>みんなの「当たり前」を実現できるように。子どもの「体験格差」を解消へ、プラットフォーム構想が始動
元気だった赤ちゃんが睡眠中に突然死亡する「乳幼児突然死症候群(SIDS)」について、こども家庭庁が注意を呼びかけている。
SIDSは12月以降の冬に発症しやすく、毎年11月は対策強化月間となっている。
同庁が示すSIDSの発症率が低くなる3つポイントをまとめた。
2022年は47人の乳幼児がSIDSで死亡
こども家庭庁によると、睡眠中の赤ちゃんが死亡する原因には、SIDS(Sudden Infant Death Syndrome)のほか、窒息などによる事故がある。
2022年には47人の乳幼児がSIDSで亡くなっており、乳児期の死亡原因としては第4位になっている。
予防法は確立されていないが、SIDSの発症率が低くなる3つのポイントがあるという。
【#赤ちゃん の突然死を減らすには】
「乳幼児突然死症候群(#SIDS)」は、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死に至る原因のわからない病気です。12月以降の冬に発症しやすいため、毎年11月を対策強化月間としています。
SIDSは、3つのポイントを守ると発症率が低くなるというデータがあります。 pic.twitter.com/VwIDbB6WC7
— こども家庭庁 (@KodomoKatei) November 1, 2023
3つのポイントとは?
こども家庭庁が呼びかけた3つのポイントは次のとおり。
①1歳になるまではあおむけで寝かせる
②できるだけ母乳で育てる
③たばこをやめる
同庁はうつぶせで寝かせた時の方がSIDSの発症率が高いとの調査結果があると説明している。
医学上の理由でうつぶせ寝を勧められている以外はあおむけで寝かせることが推奨されており、あおむけで寝かせることで睡眠中の窒息事故を防ぐこともできる。
また、母乳で育てられている赤ちゃんの方がSIDSの発生率が低いことや、たばこがSIDS発症の大きな危険因子となっていることがわかっているという。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
元気な赤ちゃんが睡眠中に突然死する「SIDS」。発症率が低くなる3ポイントとは?11月は対策強化月間